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システムエンジニア

Hiroshi Uematsu

2014.09.01 システム

データベースリンクとは

システムの上松です。

複数のDBからデータを収集する必要のある場合…
最近ではよくある話ですが、こういった要件での常套手段がDBリンクです。

DBリンクを使う場合のメリットは、
シノニムを利用することでリンク先のテーブルを自己スキーマ内の
テーブルと同じように扱えることにあります。

これはかなり重要で、自己スキーマのテーブルにリンクテーブルを結合する…
等自由度が高いのが特徴です。

これを、別コネクションで接続したりしたら検索の手間が
ハンパなく面倒になります。

さて、このDBリンクですが、結構厄介なシロモノでもあります。
まず、「速度が遅い」
リンクを介した接続の場合、単純なSELECT文でもかなり速度が遅くなります。
(ただ、環境により速度低下は凄い遅くなったりそうでもなかったりとまちまちです。
同じDB内の別スキーマなら、GRANTを張って使った方が早いです。
なので、開発サーバだとめちゃくちゃ遅いが本番だとそうでもないorその逆もありえます)
DBリンクを有用する場合、ある程度の速度低下は考慮に入れた
SQLを作ることを心がけましょう。

便利なDBリンクですが、あまりに速度が遅い場合は
別のやり方を考えた方がいいでしょうね。

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