こんにちは、サーバインフラエンジニアの大橋です。
とっても暑い日が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか！？

今回は「SPDY（スピーディ）」についての最終回です。少しだけおさらいすると、
「SPDY」とは、HTTP/2仕様をベースにGoogle社が提唱、開発したプロトコルであり、
Webの表示を高速化するため生み出された仕組みです。

前回までの内容
SPDY（スピーディ）！？（その1）
SPDY（スピーディ）！？（その2）

しかしながら、「SPDY」は2016年には　引退　となり、これからほぼすべてのブラウザ
がサポートすることになるであろう　HTTP/2　に切替されていくことになります。

HTTP/2仕様が「RFC7540」として正式に文書化されたことにより、Google社としても
独自プロトコルに固執する理由はないと判断したようですね。

「HTTP/2」ベースに開発された「SPDY」ですが、逆に言えば、「SPDY」が「HTTP/2」
を育てたという見方もできる訳で、Google社の貢献はとても大きいと感じます。

時代を見据えた「HTTP/2」の登場により、新時代に突入していくんですね！！＜つづく＞