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SGAとPGA

こんにちは、エンジニアの阿久津です。

前回は、ORACLEMASTERについて説明しましたが、 今回は、試験の範囲に含まれるSGAとPGAついて書いていきます。

1)「SGA」「PGA」とは?


SGA(System Global Area)

SGAコンポーネントと呼ばれる共有メモリー構造のグループで、
1つのOracle Databaseインスタンスに関するデータと制御情報が保存されています。

すべてのサーバー・プロセスおよびバックグラウンド・プロセスで共有されます。

格納されるデータの例は、キャッシュ・データ・ブロックや共有SQL領域等です。

PGA(Program Global Area)

サーバー・プロセスのデータおよび制御情報が含まれるメモリー領域です。

これはサーバー・プロセスの開始時にOracle Databaseによって 作成される非共有メモリーです。

PGAへのアクセスは、サーバー・プロセスごとに排他的です。 各サーバー・プロセスごとに1つのPGAが存在します。

バックグラウンド・プロセスにも独自のPGAが割り当てられます。

Oracle Databaseインスタンスに連結されるすべてのバックグラウンドおよびサーバー・プロセスに割り当てられる PGAメモリーの合計はインスタンスPGAメモリー合計と呼ばれ、個々のPGAの集合はインスタンスPGA合計、 または単にインスタンスPGAと呼ばれます。

うん、なんでしょう少し分かりにくい説明ですよね・・・・・

ざっくり説明すると、
SGA=共有エリア PGA=個人エリア
といった形になります。

2)使うところは?

SGAにはみんなで使う情報、基本的にはテーブルのデータや、インデックス等が ほとんどを占め、SQLの実 行計画なども含まれます。

PGAにはスタック領域、セッション情報、カーソルの状態、 ソート領域などとなっています。

説明は以上となります。

次回はまた別の用語について書いていこうと思います。

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