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バックグラウンドプロセスとは?

こんにちは、エンジニアの阿久津です。

今年も残り1ヶ月となりました。
もう2015年も終わりかぁと感じる今日この頃です。

さて、今回についてもOracle関係の用語の解説を行っていきます。

その用語が何かというと・・・(タイトルに書いちゃっていますが)
「バックグラウンドプロセス」についてですっ!

1.バックグラウンドプロセスとは?

その名のとおり、データベースが動いている裏で実行されているプロセスになります。
ファイルとシステムグローバル領域の仲介役をしたり、インスタンスの実行中に
メモリーを管理したり、データをハードディスクに書き込んだりもします。

2.主要とされているプロセスは?

実は、バックグラウンドプロセスとは総称であり、たくさん種類が存在します。

その中でも、主要とされている7個のプロセスを紹介していきます。

1)DBWN (データベースライタプロセス)

更新済みのデータをバッファキャッシュからデータファイルへ書き出す。

2)LGWR (ログライタプロセス)

REDOログバッファの内容をディスク上のREDOログへ書き出す。

3)CKPT (チェックポイントプロセス)

チェックポイント(REDOエントリとデータファイルの同期をとる)を実行する。

チェックポイントの際、DBWRにシグナルを送る。

4)ARCH (アーカイバプロセス)

アーカイブ(REDOログファイルをアーカイブログファイルとして保管する)を
実行する。

5)SMON (システムモニタプロセス)

クラッシュリカバリを実行。

コアレス処理(一時セグメントのクリーンアップ)を実行し、空き領域を確保する。

6)PMON (プロセスモニタプロセス)
サーバプロセスが何らかの原因で異常終了した際に、サーバプロセスのリカバリを
実行する。

サーバプロセスが利用していたメモリ等のリソースを解放する。

リスナーにインスタンス情報や現在のプロセス数の情報等を登録する。

7)MMON (マネージャモニタプロセス)
管理性に関する多数のタスクを実行したり、そのスケジュールを設定する。

おっ覚えづらい・・・特に下の3個!!!
名前似過ぎじゃないですかね・・・

一つ一つ説明していくと長くなりそうなので、簡潔に説明してみました。
次回についてもOracle関係のブログを書いてみようと思います。

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