2017.09.14 システム
[つぶやき] 遠まわりしていませんか!?
こんにちは、プロジェクトマネージャの大橋です。
最近、遠まわりしているシーンを良く見かけます。もっと「クレバーに仕事をしていく」ことが必要だと感じます。時間は限りがあり、とても貴重です。間違えた行動を起こしてしまうと、この貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
まずは、弟子と師匠との何気ない会話を紹介します。弟子から「孫子と呉子では、どちらが優れているのですか!?」という質問が上がりました。師匠は「兵法書は、どちらかが優れているというものではない。」と応えたようです。続けて「但し、実践では孫子の兵法が役に立つ。教育と訓練には多大の時間とお金を要するのだから。」とも付け加えました。
この会話を仕事に当てはめてみると、仕事には「沢山の選択肢」が存在しますが「最適解」が必ず存在するはず。最短ルートにて最高の成果が得られる方法、それが「最適解」だと認識していますが、これが「師匠が伝えたかった意図」なのだと思います。
実績が全くない「技術」を使わざるを得ない案件に直面したとしましょう。仕事となれば、納期厳守する必要がありますし、コストも意識しなければなりません。さて、どうすれば良いのでしょうか!?
「技術がない」訳ですから、あたりまえですが、まずは「技術習得」からスタートすることになりますが、どのように「技術習得していくのか」がとても大切です。
まずは、基礎を押さえ、基本を身に着け、そして、数ヶ月が経過して、それでも、自身が付かず、もう数ヶ月が過ぎていく。これでは、恐らくは1年後も「技術習得」に至ることはないでしょう。
であれば、必要箇所のみに絞って「技術習得」するという方法はどうでしょうか!?
賛否両論あると思いますが、目先の案件のみに対処するという強攻策です。結果は出せると思いますよ。ただ、この状態を放置することはせず、あくまでも目先であり、恒久対応として「基本 ⇒ 応用 ⇒ トラブルシューティング」という具合でステップアップしていけるような教育プランを立案し、並行的に実践していくことが大切なのは言うまでもありません。
目前の状況を無視して、毎回「一から積み上げる」方法を取っていては、時間もお金もかかります。あたりまえですが、「最適解」を見付ける「努力」、そして「工夫」が求められているのではないでしょうか!?<つづく>