2019.11.01 ディレクション
テレビに紹介されたけどホームページが見られなくなっちゃう!(お店目線の話)
こんにちは、デザイナーの小島です。
よく、テレビで紹介された商品をネットで探そうとすると、「アクセスが集中しています」「このサイトにアクセスできません」「503 Server Unavailable」などの表示が出て見られない事ってありますよね?
俗に言う、サーバーダウンなどになるわけですが、これはとてももったいない事で、その時に「欲しい!」と思っても、Webサイトにつながらないと、後で見ようと思っても忘れてしまって、購買意欲がガクッと下がってしまいます。
楽天などの大手ネットショップでのみ販売しているのであれば問題無いかもしれませんが、ホームページに詳しい情報が書いてある場合は、見てもらう事が出来ないのです。
俗に言う、サーバーダウンなどになるわけですが、これはとてももったいない事で、その時に「欲しい!」と思っても、Webサイトにつながらないと、後で見ようと思っても忘れてしまって、購買意欲がガクッと下がってしまいます。
楽天などの大手ネットショップでのみ販売しているのであれば問題無いかもしれませんが、ホームページに詳しい情報が書いてある場合は、見てもらう事が出来ないのです。
でも、実は解決策があるんです!
そもそもどれくらいで落ちるの?
その前に、アクセス集中とはいったいどれくらいのアクセスがあるとそうなってしまうのでしょうか?
先に答えを言ってしまうと、実は正しいアクセス数はわかりません。。
サーバー会社毎に計算方式も違うし、公言していないのです。
先に答えを言ってしまうと、実は正しいアクセス数はわかりません。。
サーバー会社毎に計算方式も違うし、公言していないのです。
ですが、ざっくりの計算は出来ます。
※正確では無いですし、サーバー会社によっても違うのであくまで目安です。
※正確では無いですし、サーバー会社によっても違うのであくまで目安です。
例えば・・・
転送量が「80GB/日」のサーバーだったとして、
1ページのファイルサイズ(ページで使っている画像等の総量)が4MBだったとします。
1ページのファイルサイズ(ページで使っている画像等の総量)が4MBだったとします。
転送量とは家で言うところの玄関だと思ってください。
そこに4MBの人が何人通れるか?というと、
そこに4MBの人が何人通れるか?というと、
80,000MB(80GB) / 4MB = 20,000人
という事で1日20,000人(アクセス)は大丈夫という事になります。
ですが、実際には瞬間的にアクセスが増えると計算が変わってきます。
これもサーバー会社によって違いはありますが、その数字を分刻みで考えていたとすると、
80,000MB(80GB) / 1440分(24時間) = 55.6MB
55.6MB / 4MB = 13.9人
80,000MB(80GB) / 1440分(24時間) = 55.6MB
55.6MB / 4MB = 13.9人
つまり、同時に14人がアクセスすると転送量を超えてしまう計算になるのです!
実際には同時アクセス制限数が設定されていて、例えば100人くらいまでOKというサーバーでも、ページのファイルサイズによってなんともいえなかったり、落ちにくいけど表示が遅くなるなどの問題が出てきます。
では実際にどうすればサーバーがダウンせずに済むのか、いくつか方法をご紹介します。
厳密にはちょっと違かったりしますが、なるべくわかりやすくなるように書いてみます。
厳密にはちょっと違かったりしますが、なるべくわかりやすくなるように書いてみます。
解決策その1:CDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)
CDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)とは簡単に言うと、ホームページをたくさんのサーバーにコピーして、来た方をたくさんのサーバーに振り分ける事で、アクセス集中を分散する方法です。
本来は1つのサーバーにたくさんの方が来るので転送量が超えた途端にサーバーダウンしてしまいますが、サーバー会社の方でコントロールしてくれて、「この地域の方はAのサーバー」とか「Aがいっぱいだから、このひとはBのサーバー」など、振り分けてくれます。
本来は1つのサーバーにたくさんの方が来るので転送量が超えた途端にサーバーダウンしてしまいますが、サーバー会社の方でコントロールしてくれて、「この地域の方はAのサーバー」とか「Aがいっぱいだから、このひとはBのサーバー」など、振り分けてくれます。
CDNは一定期間、現在のサーバーにくっつけられるようなイメージなので、「自社製品が特集された!」とか「会社の取り組みをニュースにしてもらえた」とか「役員がなんかやらかした!」といった時など、一定期間にピンポイントで実施できるものです。
その分、高額になりがちなので、どの程度のアクセスが見込まれるか?費用対効果は?など予測する事が大切です。
その分、高額になりがちなので、どの程度のアクセスが見込まれるか?費用対効果は?など予測する事が大切です。
解決策その2:AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)はAmazonが提供するサービスで、その中にたくさんのサービス(オプション)があり、組み合わせる事でいろいろな事ができます。
たとえば、Amazon EC2(ある程度自由にカスタマイズできるWebサーバー) + Auto Scaling(Webサーバーを増やしたり監視したりするもの) + ELB(負荷を分散したりするもの)を使うと、設定にもよりますが、どれだけアクセス数があってもサーバーダウンしないようにできます。
たとえば、Amazon EC2(ある程度自由にカスタマイズできるWebサーバー) + Auto Scaling(Webサーバーを増やしたり監視したりするもの) + ELB(負荷を分散したりするもの)を使うと、設定にもよりますが、どれだけアクセス数があってもサーバーダウンしないようにできます。
こちらはCDNとは違い、サーバー自体がそのようになっているので「CMを定期的に配信する事になった」「会社orサイトが大きくなってきて安定しなくなってきた」「なんかブログが毎日バズる!」といった継続的にサーバー負荷が高くなる時にオススメです。
ただし、従量課金制といって、アクセスが増えれば増えるほど費用があがっていきます。そのかわりアクセスが少ないときは低額になります。
現在は1年間無料で使えるので、試す価値大です!
※サーバー載せ替え作業が必要なので、初期費用はかかります。
※現在は上記サーバーの無料期間が終了して、一部サービスのみとなっているようです。
ただし、従量課金制といって、アクセスが増えれば増えるほど費用があがっていきます。そのかわりアクセスが少ないときは低額になります。
現在は1年間無料で使えるので、試す価値大です!
※サーバー載せ替え作業が必要なので、初期費用はかかります。
※現在は上記サーバーの無料期間が終了して、一部サービスのみとなっているようです。
自分の会社(サイト)は問題無い?
今のアクセス数や転送量等を見る事で、今のサーバーで問題無いのかを確認する事が出来ますが、解析ツールの導入・解析や、サーバーのログで転送量を見るなど、専門的な知識が必要になる部分が多いです。
マリンロードではそういったお手伝いもさせていただいていますので、何か不安がありましたらお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
マリンロードではそういったお手伝いもさせていただいていますので、何か不安がありましたらお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
また、少し別の話ですが、Webサイトの目的としてアクセス数が多くてもお問い合わせにつながらなかったり、むだにアクセスを稼いでしまってサーバーの負荷が上がってしまっている事があります。
そんな時は、一度以下のバナーより自己診断をオススメいたします。
Webサイト自己診断シートをダウンロードできますので、目的に沿ったサイトになっているかを診断してみてください。
そんな時は、一度以下のバナーより自己診断をオススメいたします。
Webサイト自己診断シートをダウンロードできますので、目的に沿ったサイトになっているかを診断してみてください。