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[プログラミング] オブジェクト指向とは?

システムの上松です。

今回は、オブジェクト指向とは何かを、特にWebクリエイター向けに説明したいと思います。

さて、「オブジェクト指向」ですが、ある程度プログラミングを齧ったことがないとよくわからない概念かもしれません。
ですが、実際はCMSでもその他のツールでも、オブジェクト指向でないものの方が少ないかもしれないくらい浸透している概念です

さて、では「オブジェクト指向」とはなんぞ?ということですが、オブジェクト指向とは考え方を整理整頓することです。

はい、これだけだと意味が分かりませんね。
今回はWebクリエイター向けなので、Webサイトを作る時を考えてみましょう。

たとえば、こんな構造のサイトがあったとします。
・Topページ
・サービス紹介ページ(10ページ)
・スタッフブログ(100ページ)
・インフォメーションページ
・お問い合わせフォーム

さて、こんなサイトを作るとして、全部のページにヘッダとフッタを埋め込んで作ることはないよね?
今時のWebクリエイターであれば、CMSでテンプレートだけ作り込めば楽勝じゃん!と考えることと思います。
はい、これが「オブジェクト指向」です!

あ、CMSを使うのが「オブジェクト指向」って訳じゃないですよ?
テンプレートでサイトをパーツ化して、CMSでテンプレート管理するのが「オブジェクト指向」の考え方そのものってことなのです!

普通にサイト制作するとして、ヘッダ・コンテンツ・フッタとテンプレートを分けてコーディングするじゃないですか。

ページによって内容が変わるコンテンツ」のテンプレート
どんなページでも変わらないヘッダフッタ」のテンプレート

こんな感じに、自然と「可変部分」と「非可変部分」を捉えて制作していると思います。
こういった、手間を減らすための開発手法やCMSの機能も「オブジェクト指向」の影響を受けたものです。
普段のコーディングも「オブジェクト指向」だし、ディレクターのサイト設計も「オブジェクト指向」に沿ったものなんです。
テンプレートでサイトをパーツ化するのが「整理」
CMSでテンプレート管理するのが「整頓」
といったところです。

スムーズに制作を回しているWebクリエイターは、多かれ少なかれオブジェクト指向を作業に活用しています。
何故って、100ページ直すことになった時のことを考えてみてください。…考えたくないよね?

テンプレ1つ直せばOKの手軽さを知っている今時のWebクリエイターは、立派にオブジェクト指向を活用しているんです。

検索すると、色々と難しいコトバが出てくる「オブジェクト指向」ですが、そんなに固く考える必要はないものですよ。

それでは。

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