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2022.12.07 Webプロモーション

大幅に予算オーバー!?突然消化費用が跳ね上がったときの正しい広告費の確認方法【Google広告】

広告運用を行う中で、日々の予算管理をどのくらいの頻度でしていますか?
設定がある程度完了しているものなら週に1回程度でも問題なく運用できることがありますが、弊社では各アカウントの担当者が1~3日以内に1度は確認しています。また、設定を変えた直後であれば当日中に複数回、変更後1週間程度の間は毎日1回確認したほうが良いこともあります。
というのも、実際私が担当したアカウントで予算変更をしていないのに、突然消化金額が跳ね上がるという事例がありました。そういった突然の変化にも対応できるように、日々の広告費の管理は大切です。

今回は、その事例を紹介しながら、設定した予算の何倍も多くの費用が消化されてしまったときの正しい広告費の確認方法を紹介していきます。

今回起こった広告費変動

今回は、ディスプレイ広告において、クリック単価が高騰し続けて調整が効かない状態となってしまったため、入札単価を「コンバージョン数の最大化」から「クリック数の最大化」に変更したことが事の発端となります。一日予算を変更していないにも関わらず10倍以上の費用が一日で消化されてしまいました。

広告費変動の理由と請求費用

あまりの予算超過にどうしようもなかった私は、Google広告のサポートにお問い合わせをしました。
ご担当者によると、Google広告では、トラフィックが多い場合や広告投資収益率が高くなると予測された場合などに、予算の消費が最適化される仕様となっています。そのため、日によっては1日の平均予算より消化費用が高くなることがあり、今回急激に消化したものも同様の理由です。ですが、設定した予算に対して何倍もの費用が消化されてしまうと、管理しようがありませんよね。ご安心ください、実は、費用が予算を大幅に超過しても、1日予算の2倍を超える請求は行われないのです。

参考:1 日の費用が 1 日の平均予算を超える場合がある理由

注意:管理画面上の消化費用は請求費用ではない!

上記のように、実際は1日予算の2倍の金額までしか請求されないとして、では、管理画面上には後々請求費用が反映されるのでしょうか?答えはNOです。広告管理画面では、実際に出稿された広告の費用(クリック課金であればクリック数に応じた金額)が表示されるようになっているため、実際の請求金額は反映されません。運用を行う上では正しい表示となっている、といったところでしょうか。しかしながら、広告運用を代行している方や、広告費(支払う金額)を管理している人からすると、その都度設定していた予算に対して、いちいち請求金額を計算するのは手間でしかありません。そのため、実際に支払う金額が知りたい場合は、請求額レポートを確認するようにしましょう。

請求額レポートの確認方法

Google広告の該当のアカウントを開き、レポート>事前定義レポート>その他>請求額の順にクリックします。

請求額レポート表示

請求額の日次レポートが表示されますが、一部のキャンペーンのみ確認したい場合は、予算の名前▼からフィルタを設定して、必要な広告費のみをチェックすることが可能です。

請求額レポート表示とフィルタ設定
フィルタ設定後のレポート

まとめ

以上が、広告費の突発的な変動に関する事例を通してわかったことになります。入札戦略に限らず、些細な設定変更でも、最適化により大きく動きが変わる場面は多々あります。皆さんも設定の変更後は注意して広告費を管理してみてください。また、チェックはしていたけど、急な変化に困ったり、原因がわからないこともあるかと思います。そんな時は、ヘルプからGoogleサポートにお問い合わせしてみましょう。もちろん、弊社にご相談いただければ全力で運用のサポートをさせていただきますので、何卒、ご贔屓に。

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