2022.12.02 Webプロモーション
【GA】続・コンバージョンの効果は広い観点で計測すべし【コンバージョン経路について】
こんにちは。前回、効果測定を広い視野で行うために効果測定にアシストコンバージョンを用いる手法についてお話しました。今回はその続編として「コンバージョン経路」について解説させていただきます。
コンバージョン経路
コンバージョン経路を改善することでコンバージョン率を向上させることが可能です。特に購入までの検討期間が長期になるほど様々なサイトを経由してコンバージョンにつながるケースが多くなります。
操作方法(ユニバーサルアナリティクス(UA))
Google Analytics(ユニバーサルアナリティクス(UA))の左部のコンバージョンの項目から確認できます。
データの見方(ユニバーサルアナリティクス(UA))
ユーザーがコンバージョンまで至った経路を確認できます。
上部図での4.では自然検索から流入し、その後他のサイトから流入して最後にまた自然検索をしたあとにコンバージョンにつながった件数が2件ということになります。
情報の絞込み(ユニバーサルアナリティクス(UA))
- コンバージョン:複数のコンバージョン設定がある場合はここから絞り込める
- 経路の数:コンバージョンに至るまでの経路の数
- タイプ:広告の効果を測定したい場合に絞り込める
チャネルグループの種類
チャネルグループの経路に記載される項目の一例になります。
- オーガニック検索:Googleなどの検索エンジンから自然検索で流入
- 有料検索:リスティング広告からの流入
- ディスプレイ:ディスプレイ広告からの流入
- 参照サイト:他のサイトリンクからの流入
- ノーリファラー:ブックマークやURLを直接入力して流入
最後に
前回の「アシストコンバージョン」今回の「コンバージョン経路」の機能を利用することでコンバージョンに影響を与えた要素を洗い出すことができます。特定の経路でコンバージョンにつながりやすいパターンが分かれば、サイトの導線もそれに伴って変更するなど効果につながる施策を考案できます。効果を出すための施策には様々な情報が必要になりますのでこれらの機能を活用してみるのも一つの手ではないでしょうか。