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デザイナーが制作時にWebディレクターに確認する6つのこと

私は普段、デザイナー兼ディレクターとして制作案件に関わることが多いのですが、新人デザイナーやディレクターから、相互に確認や依頼をするとき、具体的に何を決めればいいの?と相談されることがありました。

そこで今回は、バナー作成やページ改修などのメンテナンス業務において、デザイナーがWebディレクターに確認するポイントをご紹介いたします。

制作の目的

いきなり作業内容の話に入るのではなく、まずは制作の目的を確認しましょう。
例えば、『学生をターゲットに、オープンキャンパスの申込みを増やすための広告バナーを作成する』といった受注に至った経緯や目的を確認し、その目的に沿ったデザインを作成することを頭に入れた上で、以降のポイントを確認していきます。

WF(構成)の確認

制作の目的やテイストを把握した上でWFを改めて見た時に、構成に問題がないかを確認しましょう。
不足している情報がないか、構成が不明瞭な部分があれば内容を確認します。また広告バナーであれば遷移先のページを、ページ改修であればボタンやテキストリンクの遷移先なども併せて確認します。

デザインのテイスト

作成するデザインのテイスト(雰囲気)について確認しましょう。
使用するカラーは何か、お客様の方で希望されているテイストがあるのか。希望がない場合は、デザイナー側から制作の目的に沿い、参考サイトをいくつか提示しディレクターと方向性を擦り合わせます。必要であれば、ディレクターからお客様へ方向性を確認していただきます。

支給素材の有無

使用する写真はお客様支給なのか、デザイナー側でフリー写真素材の選定が必要なのか確認しましょう。使用素材に関しても、お客様の希望があれば内容を確認します。

納品物

お客様へ提示する、または納品する物について確認しましょう。
作成画像のサイズ、作成枚数、書き出し形式(jpgやpng)など、ページ改修であればPCとSPで画像が切り替わっているかも併せて確認します。

スケジュール

最後にスケジュールについて確認しましょう。
案件の公開日、デザインの初稿日、デザインのチェックバック期間を確認します。
デザインの初稿日が決まったら、遅くともその前日には社内チェックを完了するようにします。チェックバック期間というのは、お客様からいただいたチェックバックの修正対応をする期間のことです。

以上、『デザイナーが制作時にWebディレクターに確認する5つのこと』のご紹介でした。いかがでしょうか?
今回ご紹介させてただいた5つのポイントは、Webディレクターがデザイナーに指示を出すときに必要なことでもあります。お互いに協力し合いながら、より良いものを作っていけると良いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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