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Shunsuke Tezuka

2023.08.07 デザイン

デザインコンセプトの作り方で大切な、たった1つのこと

デザインコンセプトとは、デザインをする上でとても重要な要素になります。
「コンセプト=仕様書・設計図」と考えても良いかもしれません。


重要な事は分かっているが、その決め方が分からないと言う方にご紹介できればと思います。


先に結論から言いますと、「5W1H」でコンセプトを決めていくことです。

コンセプトがないとどうなる?

先ほどの通り、コンセプトとは仕様書です。
仕様書がなければ完成は見えてこないものです。

コンセプトがあれば、無数にあるレイアウトの中から有効的なレイアウトを絞り込むことができ、
制作時間の削減や、結果にコミットできる成果物を納品できます。

デザインには完成がないので延々に続けることが可能で、無駄に時間を過ごしがちです。

それらを防ぐためにもコンセプトを決めておく必要があります。

コンセプトは「5W1H」で整理する

コンセプトの決め方は様々だと思いますが、
汎用性がある・自身でも使用しているため、5W1Hをご紹介します。

5W1Hに入る前に、
まずは役に立ちそうなキーワードを思いつく限り洗い出していきます。

この際、お客様にヒアリングを行い、
どれだけ多くのキーワードを引き出せるかがポイントになります。

キーワードの洗い出しが終わりましたら、
5W1Hに沿ってコンセプトとなる情報を整理していきます。

今回は、「音楽のチラシ」を例に挙げ整理していきましょう。

・who(誰が見るチラシ)→20~30代の男女

・when(いつみるチラシ)→イベントの3ヶ月前から張り出される

・where(どこで使うチラシ)→音楽大学の構内、駅、路上などの掲示板

・what(何を伝えるポスター)→イベントが開催される、誰が出演する、場所、時間

・why(なせチラシを作る)→チラシを見てイベントを知ってもらう、Webサイト以外で集客したい

・how(どのような印象を持ってもらいたい)→大きなイベント、有名な楽団が出演する、洗練された大人の雰囲気

と言った形でコンセプトを整理していきます。

なんとなく作ると大体失敗しますので、例に挙げたフレームワークを使いコンセプトを整理すると、
良いデザインになると思いますので、ご参考になれば嬉しく思います!

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