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ライター

Sayuri Kakuya

2025.01.06 Webプロモーション

QRコードの効果測定|UTMパラメータを活用してアクセス履歴を可視化しよう

チラシやDMなどの印刷物からWebサイト誘導する手法として、QRコードを活用しているケースが増えています。しかし、QRコードによる流入がどの程度なのか、効果測定が実施できていない企業も多いのではないでしょうか。本記事では、QRコードの効果測定について知りたい方向けに、UTMパラメータを用いたアクセス解析の方法を紹介します。

そもそも、なぜQRコードの効果測定を行う必要があるのでしょうか。それは、PDCAサイクルを回してマーケティング活動の成果を最大化するためです。

QRコードからのアクセスを測定できるようにしておくことで、印刷物からWebサイトに流入したユーザーの数や滞在時間、ユーザーの行動(問い合わせ・申し込み・購入など)を把握できます。これにより、客観的なデータをもとに戦略を立てることができ、施策の改善につなげられるのです。

ここでは、Googleアナリティクスを使った効果測定の方法を紹介します。

まず、UTMパラメータを付与したURLを用意します。UTMパラメータとは、Googleアナリティクスで流入経路を把握するためにURLの末尾につける文字列のことです。

パラメータ付きURLはGoogleが提供しているCampaign URL Builderで簡単に作成できます。以下で手順を見ていきましょう。

①URL:QRコードにするURLを入力する。
②参照元:「qrcode」と入力する。
③メディア:DMであれば「dm」パンフレットであれば「pamphlet」と入力する。
④キャンペーン名:今回は「winter sele」と入力。任意のキャンペーン名でOK。

上記すべて入力が完了すると、以下のようにパラメータ付きのURLが生成されます。赤矢印部分をクリックしてコピーし、QRコードを作成します。

パラメータ付きのURLを生成したら、QRコードを作成しましょう。Web上にQRコードを作成できるツールがたくさん公開されているので、無料で簡単に作成できます。

GoogleアナリティクスでQRコードからのアクセスを確認する方法は、以下のとおりです。

①.トップ画面左側にある「レポート」をクリックする。
②.「ライフサイクル」→「集客」→「トラフィック獲得」をクリックする。

③.「セッションのメインのチャネルグループ(デフォルトチャネルグループ)」という部分を「セッションの参照元/メディア」に切り替える。


④.パラメータ付きURLを生成する際に入力した「参照元(qrcode)」と「メディア(dm)」の部分で数値を確認する。

QRコードの効果測定を行う方法について解説しました。今回はGoogleアナリティクスを利用する方法を紹介しましたが、意外と簡単にできることが分かっていただけたかと思います。とはいえ、ただアクセス解析をしただけでは施策の効果を最大化することはできません。計測された数値をもとに、改善策を考えて実施していくことが大切です。本記事で紹介した手順を参考にし、QRコードをマーケティングに活用していきましょう。

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