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Marika Shiotsuki

2025.03.25 その他

【考える力を養う】ビジネスに役立つ思考習慣

今回は、「視点を養うコツ」の第三弾として、” 思考力向上”をテーマにお話しします。

「深く考えるのは苦手」「新しいアイデアを生み出したい」といった悩みを抱えている方に向けて、考える力の必要性や思考力アップのための方法を紹介します。日々のスキマ時間などにもできる内容となっているので、ぜひ最後までお付き合いください。

AIが普及したことで、私たちの仕事や生活はより便利になりました。

その一方で「いつか自分の仕事がAIに奪われてしまうのではないか」と不安に感じたことはありませんか?かく言う私もその一人です。

とはいえ、これまでにない課題を解決することや、独創的なアイデアを生み出すことはAIが不得意とする分野であり、それこそが人間に残された仕事とも言えます。

AIとの共存社会に備えるためには、人間だけにしかできない、考える力を高めていくことが大切になるのです。

考える力を高めるために必要なこと、それは、あらゆる物事において「なぜだろう?」と疑問を持つことです。

例えば、顧客が「タイムマネジメント研修を実施したい」と言ったとします。このとき、「なぜタイムマネジメント研修を実施したいのか?」を質問することで、顧客は「業務効率化を図りたい」「コスト削減をしたい」など、研修実施の目的を話してくれるでしょう。

さらに「なぜ業務効率化を図りたいのか」「なぜコスト削減が必要なのか」というところまで聞けると、より詳しい悩みを知ることができます。また、それが多くの企業が持つ悩みであれば、営業を効率化するためのヒントにつながるかもしれません。

日ごろから身の回りのあらゆる事象に対して「なぜ?」という疑問を持つ癖をつけることで、受け取った情報を深く掘り下げることができ、その出来事の理由や背景をつかむことが可能になるのです。

ニュースを見ているとき、また家族や友人との会話しているときなど、どんなシチュエーションでも構いません。常に「なぜ?」と考える癖をつけることが、考える力を高める第一歩となります。

いつでもどこでもできる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

なぜ?」と疑問を持つ癖がついたら、5W1Hと6W3Hを活用してみましょう。 5W1Hは、小学校の国語の授業などで聞いたことがある方も多いと思います。

「Who(誰が)・When(いつ)・Where(どこで)・What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)」の頭文字をとった思考法で、情報や物事を整理する際に役立ちます。

6W3Hは、上記の5W1Hに「Whom(誰に)・How much(いくら・量)・How many(いくら・数)」の3つの要素を追加したフレームワークです。このように、対象や数量などの要素を盛り込んで情報を整理することで、抜け漏れのない思考や報連相が身につき、仕事の精度が上がります。

ビジネスの場に限らず、会話をうまく広げられなかった、あとになって「もっと詳しく聞いておけばよかった」と後悔した経験はありませんか?

これらのフレームワークで常に考えることができれば、単に情報を整理するだけでなく、顧客から様々な情報を引き出すことも可能になります。思考パターンができることで、頭の回転も確実に早くなり、視点を養うことにもつながるのです。

2つのフレームワークは、その時々のシチュエーションによって使い分けるのが理想ですが、まずは5W1Hで考える癖をつけることから始めてみましょう。

上司への報連相やプレゼンを考える際などのビジネスシーンはもちろん、家族や友人との日常会話やLINEを送る際に意識してみると、5W1Hで考える癖が身につくはずです。

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