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Twitter Bootstrapを利用する

Twitter Bootstrap(以下ブートストラップ)は、その名の通りTwitterが提供しているcssフレームワークです。
今回は、このブートストラップを導入する場合の注意点やポイントを上げていきたいと思います。

ブートストラップは、ココからダウンロードすることができます。(今時点でのバージョンは2.2.2)
それではここから使い方を…といいたいところですが、今回はブートストラップの利用するための
決まり事「ライセンス」について解説していきます。

ブートストラップのライセンスについて
ライセンスは、ブートストラップのサイトのココに記述がありますが、
具体的にどうすればいいのかまでは書いてありません。
なので、具体的に何をどうすればいいのか、ライセンス形式による縛りを上げていきます。

・ライセンス形式:Apache License 2.0
Apache License 2.0については、調べるといろいろ出てきますが、若干分かり辛いですね。
要点をまとめると、以下のようになります。

●ソースは変更できるのか?商用利用はできる?
ブートストラップは、ソースコードの改変・再配布・商用利用もOK。
ただし、
「Apache License 2.0ライセンスのテクノロジー(ここではブートストラップのこと)を利用している」
ことを対象となるwebサイト、webシステムのプロジェクト内のどこかに記述しておく必要があります。
コードの改変を行った場合は、「変更したソースファイル中に」履歴を残す必要があります。

●ライセンスの記述はどうすればいいの?
以下のどれかの手段でライセンスを明記する必要があります。
1.「LISENCE.TXT」や「NOTICE.TXT」といったファイルを作成し、
ブートストラップのテクノロジーを利用していることを明記する。
ライセンスファイルは、ソースコード等と同様に成果物に含め、
かつ「分かりやすい場所」に配置する必要がある。

2.Apache License 2.0形式のテクノロジーを利用していることを、
ソースコード内か仕様書等のドキュメントに記載する。

3.画面上のどこかにApache License 2.0形式のテクノロジーを利用していることを
記載する。(コピーライト的な記述以外に、ヘルプ画面等に記載してもOK)

ライセンス文は以下を参考にどうぞ
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2FApache_License_2.0
http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0

やり方としては、ライセンスファイルを作ってプロジェクトに入れておくのが最も簡単な方法ですね。
次回からは、既存のwebサイトやwebシステムにブートストラップを適用する場合の注意点等を取り上げていきます。

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