2013.09.27 システム
CSSハック!
CSSハックといえば、IEの各バージョン毎の差分を吸収する手本的な手法ですね。
探せばすぐに各ブラウザ・携帯端末用の定義方法が出てきます。
さて、そんなCSSハックですが…正しくハック内容が適用されないケースがあります。
適用されないのは、俗に「Google Chrome、 Safari(WebKit系)に適用」として紹介されている以下のスクリプトです。
// 元定義
.sumple_padding{ padding: 5px 10px 5px 20px; }
// ハック
@media screen and (-webkit-min-device-pixel-ratio:0) {
.sumple_padding{ padding: 10px 20px 10px 40px; }
}
こんな感じの記述でCSSハックをする訳ですが、
Chromeではハック内容が適用されるとレイアウトが崩れます。(2013年9月現在)
ちょっと前にChromeのレンダリングエンジンがwebkitからblinkに変わりましたが、どうもエンジンがblinkになったにもかかわらずwebkit的な動作が残っているようで……上記記述だと見事に崩れます。
無理にCSSだけでハックするのは面倒なので、ここはJavaScriptでハックするのをおすすめしておきます。
とりあえず、Chromeのバージョンがあがるまで放っておくのも手かもしれませんがねw