インソースマーケティングデザイン
2014.05.26 システム
誰でも今日からアプリ開発できる「Monaca」って?(導入編)
こんにちは。エンジニアの高田です。
長い休暇中iPhoneアプリが作れたらいいのになと何度も思いました。
結局手を出せませんでしたが…。
だって私根っからのWindowsユーザーですし、そもそもMac持ってないですし、
Macで日本語まともに打てないです…。
iPhoneアプリを開発する一般的な方法はこんなこんな感じです。
1.OS Xを搭載したMacが必要。
2.開発ツール「XCode」を使用してアプリを開発する。
3.開発言語は「Objective-C」。
4.iOSデベロッパープログラム登録をする。現在、税別¥7,800。
5.実機iPhone/iPadでテストアプリで確認。
6.AppStoreで公開。
一般的な方法の詳細はまた別の機会に紹介するとして、前置きが長くなりましたが、
今回はHTML5/JavaScriptの知識があれば、
今日から誰でもアプリ開発ができるという「Monaca」を紹介します。
Monacaは2013年9月12日に正式リリースされました。
HTML5/CSS3/JavaScriptの知識があれば、
Monacaでスマートフォンアプリケーションを開発することができます。
Monacaでの開発においては、一般のスマートフォンアプリケーション開発において必要とされるObjective-C(iPhone/iPad) や Java(Android) の知識は不要です。
サラっと説明に入ってますが、Monacaで作成したアプリは1つのソースで
iOS、Android両方に対応したアプリが作成できるということです。
すごくないですか?!
iOSやAndroidには「WebView」というアプリ上でWebページを表示できる機能があります。
Monacaアプリはそこ上で動作します。Webアプリのように。
なのでマルチデバイス対応が可能なんですね。
Webアプリのような動きをするアプリ増えてる気がしてたんですよね。
もう1つ特筆すべき点は、Monacaはブラウザ上で開発ができてしまうという点です。
冒頭でMac持ってないし…と書きましたがMacがなくても(※)、
どんなプラットフォーム上でもブラウザさえあれば開発ができてしまいます。
ちなみにブラウザは「Google Chrome」「Safari」が推奨のようです。
ブラウザ上でプレビューすることはできますが、
iPhone/iPad用に実機で確認するための
「Monacaデバッガー」というアプリが準備されています。
つまり上記で触れたデベロッパープログラム(有料)に
登録することなく実機で確認することができるのです。
これなら私にも開発できそうですね。
では次回は、実際にMonacaでアプリ開発する方法を説明します。
※開発にはMacは必要ありませんが、完成したアプリを
AppStoreで公開するためにはMacが必要なようです。。。
(以下、Monacaドキュメント引用)
Macをお持ちでなくても、MonacaではiOSのアプリを作成することが可能です。
ただし、通常はiOSアプリをビルドして端末にインストールするためには
iOS Developer Program への登録が必要となります。
また、リリースビルドを行ってApp Storeにアプリを登録する際には、
Apple社製のMac上で動作するツール(アップロード用ソフトウェア)が必要となります。