インソースマーケティングデザイン
2014.09.30
めくるめくJavaScriptライブラリの世界 ~Underscore.js
こんにちは、システムエンジニアの福田です。
今回は「Underscore.js」を紹介したいと思います。
Underscore.jsとは、主にjavascriptの関数や配列等を扱う際に発生する処理が、約100種のメソッドとしてまとめられている軽量なライブラリです。
http://underscorejs.org/
※MIT License
実際に一例を挙げますと・・・
数字の配列からそれぞれの要素を取り出す場合、下記のコードの様に「for文」を使うことが多いかと思います。
var arr = [1,2,3,4,5];
for (i=0; i<arr.length; i++){
console.log(arr[i]);
}
これが「Underscore.js」を使うと・・・
var arr = [1,2,3,4,5];
_.each(arr, function(v){
console.log(v);
});
このように「for文」を使わずとも配列を処理することが出来ます。
昇順ソートがしたければ
var arr = [3,1,5,2,4];
var x = _.sortBy(arr, function(v) {
return v;
});
console.log(x);
降順なら
var arr = [3,1,5,2,4];
var x = _.sortBy(arr, function(v) {
return -v;
});
console.log(x);
また、個人的に便利な機能だと思ったのは下記の「zip」で、指定した複数の配列の同じインデックスにある値同士でまとめられた新しい配列を返してくれます。
var w = [‘Aさん’,’Bさん’,’Cさん’],x = [52,32,16],y = [62,84,45];
var z = _.zip(w,x,y);
console.log(z);
// 結果:[[‘Aさん’,52,62],[‘Bさん’,32,84],[‘Cさん’,16,45]]
他にも便利なメソッドが盛りだくさん、面倒な配列処理がググっと楽になる「Underscore.js」。
お勧めのライブラリです。