インソースマーケティングデザイン
2014.11.21 コーディング
透過画像の切り出しはPNGで間違いないの?
こんにちは、Webクリエイターの伊澤です。
最近、業務で透過画像を扱うことが増えました。
透過画像といえば今はPNGとGIFですよね。
デザイナーではないので、Photoshopで切り出しするときにどっち画像形式にしようか?なんて悩んだ時期もありました。
「とりあえずPNG」の風潮を疑問に思ったコーダーが、PNGとGIFの違いをお話したいと思います。
まず一般的に透過画像に使われるPNGですが
特徴は以下の通りです。
・複数の透過色を指定できる★
・フルカラー保存するとJPGより重くなる
・8bitカラーに対応している
次にGIFですが、このような特徴があります。
・透明色の指定は一色のみ★
・アニメーションが可能
・色数が少ないときはファイルサイズを少なく出来る
試しにマリンロードサイトのロゴを一度透過で出力し、
黒背景で違いを見てみると以下の通りになります。
■PNG
キレイに透過出来ていますね。
4.0kb
■GIF
まわりに白いエッジが出ています。
2.6kb
と、顕著に違いが出ます。
どうしてGIFだと白いエッジが出来るのかそれは上記の★を見ると分かります。
GIFでアニメーションを作る時も注意しないと白いエッジが出ます。
対処法として、出力時に保存画像の最適化画面「マットなし」を選択。
必要に応じて背景色を設定するとGIFでもキレイに出力出来ます。
基本的に透過画像を作る時はPNGが綺麗に仕上がります。
GIFを透過で使うときはアニメーションする透過画像になるのでしょうか。
ちなみに、W3CもPNGをフォーマット画像で推奨しています。
知らずにGIFで透過を使うと思わぬ時間をとりますのご注意を。