インソースマーケティングデザイン
2014.12.25 デザイン
デザインができるまで
こんにちは。年賀状作りに追われている馬淵です。
もう一度言いますが、年賀状作りに追われています。(家族の)
普段の生活ではほとんど役に立つことのないillustratorやPhotoshopのスキルですが、
唯一年賀状作成シーズンは重宝されています。(家族に)
毎年妹から撮った場所も季節も違う統一感のない甥っ子姪っ子たちの写真が
「いい感じにお願い」と数枚送られてきます。
普段姉らしいことを何もしていないので、年末進行のいろいろをかいくぐって
この時だけはがんばります。
テンプレートを使えば一瞬でできますが、それでは私に頼んでもらった意味がありません。
しかし、時間もありません。
一見手が込んでいるように見えるが実は2時間でできる年賀状。
【1】まずはイメージを考えます。
要望は「いい感じ」に、とのこと。 今回送られてきた子ども達のポージングがかわいかったのでそれを活かし かわいいメルヘンな感じがいいかな・・。
そうだ、クレイアートとか羊毛フェルトっぽいヒツジとたわむれさせよう!
【2】素材を探します。
今はステキなフリー写真が多くあるので助かります。
いつもお世話になっている写真ACさん。
「年賀状 2015」というキーワードでかわいいヒツジがたくさん出てきました。 検索1ページ目で見つけたクレイアートのヒツジに直感で決定。
プリント用なのでLargeサイズをダウンロードします。
【3】それぞれの画像を切り抜きます。
子ども達をそれぞれ切り抜きます。
※切り抜き方法はいろんなとこで紹介されているので割愛
ダウンロードしてきたヒツジ写真はレイヤーをコピーし 門松、ヒツジたち、鏡もちを切り抜きます。
自動選択ツールでパパっと切り抜いたら、鏡もちの白い部分が判別されませんでしたが目をつぶります〜。
【4】画像を合体します。
背景とヒツジたちの間に子どもたちの切り抜き画像を入れ込みます。
寄せ集めの画像なので光の当たり具合、明度彩度等バラつきがあるので調整します。
細かい調整をするとどこまでも気になりますが、以下2つだけで近づけることができます。
イメージ > 色調補正 > 明るさ・コントラスト
イメージ > 色調補正 > トーンカーブ
やりすぎるとハマってしまうので、いさぎよくこれ以外は使いません。
【5】テキストを配置します。
文字に合わせて、子どもたちのレイアウト等全体的に調整します。
テキストフォントや、カラーも雰囲気に合わせます。
フォントはイメージに近いものをパパパと当てていってピンときたものに決定。
カラーは写真の中に使われている色をチョイスすると無難に馴染みます。
住所や名前など事務的な情報は読みやすく色もフォントもノーマルに。
【6】ハガキサイズでプリントします。
プリンターによって設定は色々あると思いますが、プレビューを見ながら良い位置に持ってきます。
今回は以下設定で。
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・用紙サイズ:
フチ無しハガキ100×148
・位置:
上 -11.641 左 -4.938
・拡大・縮小したプリントサイズ:
8.6%
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完成です!
これで年賀状タスクは完了しました(妹家族の)
お仕事ではこんなに大雑把な加工ではありませんが、手順は一緒です。
コンセプト・要望をふまえてイメージする
↓
必要なら素材をさがす
↓
かたちにする
来年もいろいろなものをかたちにしていきたいと思います。
本年もお世話になりました。
みなさま良いお年を〜。