インソースマーケティングデザイン
2015.02.27 システム
Appleの新言語「Swift」の特徴を5つほど
こんにちは。エンジニアの高田です。
暖かい日があったり、寒い日があったり、体調を崩しやすいですね。気をつけましょう。
Appleの開発者イベント WWDC (Worldwide Developer Conference) 2014 において発表された新しいプログラミング言語「Swift」。
前回は「なぜAppleは新言語「Swift」を開発したのか?」について紹介しました。
今回はその「Swift」の特徴をいくつか紹介します。
もう一度触れますが、iOSアプリ開発とは無縁の私です(^^)v
現在iOSアプリ開発言語の主流である「Objective-C」も使ったことがないので、言語の詳細には手が出せませんが、今回もそんな私が理解できた範囲でご紹介します。
1.Swiftは速い
「swift」という英単語には「速い」という意味があります。
その名の通り、プログラムの実行速度が速いとのことです。
Appleは「Swift」は「Python」や「Objective-C」より速くなったと発表しています。
2.Swiftはモダン
Swiftの特長としてよく「モダンだ」とか「現代的だ」と挙げられてるけど、「モダンって?」といまいちピンときていなかった私です。。。
前回も書きましたが、「Objective-C」以降出てきたさまざまな新しい言語の良いところを取り込んだという意味で、イマドキな言語だということですね。
Swiftには、複数の戻り値、クロージャ、ジェネリクス、タイプインターフェース、名前空間といったイマドキな機能があるそうです。
3.Swiftは安全
Swiftは安全でないコードが使用されないような設計になっています。
変数は使用前に必ず初期化され、配列や整数はオーバーフローがチェックされ、メモリは自動的に管理されるそうです。
4.Swiftは開発しやすい
「Objective-C」は難しいと聞きますが、「Swift」はモダンになっただけあって他の言語を使用するプログラマーが親しみやすいと言われています。
また「Swift」には「Playground」という環境が準備されています。デバッグ環境なのかな?
コードの追加や修正によって結果がどのように変わるかを、入力したそばからリアルタイムで確認できるそうです。
コードをコンパイルして実行するという面倒な手間と時間がかからないので、「Objective-C」と比べると大きな変化なのでしょうね。
5.Objective-Cと共存できる
Swiftは現在のiOSアプリ開発言語の主流である「Objective-C」と共存できるそうです。
そのため、開発者は適切だと感じる場合にSwiftを使って、複数の言語で書かれたアプリを作成することができます。
Swiftのバージョンは今1.1に到達したそうです。
では以上です。