BLOGスタッフブログ

インソースマーケティングデザイン

2015.03.27 システム

OpenSSLの複数の脆弱性対応について

システムエンジニアの大貫です。

2014年4月に発生したOpenSSlの深刻な脆弱性「Heartbeat」は、記憶に新しいですが、それ以降、脆弱性のニュースが気になってしまいます。

以前の記事でSSL3.0の脆弱性「POODLE」についても触れましたが、先日OpenSSLがバージョンアップし、複数の脆弱性が修正されたようです。

以下の様な脆弱性が対応されたとの事でしたが、深刻なものでは、DoS攻撃や、暗号通信盗聴の脆弱が修正されたようです。
今回のバージョンアップを行うことで、不具合が改修されたので、順次バージョンアップ作業を行っていきます。

【対応された脆弱性】
◆深刻度 – 高 (Severity: High)
    OpenSSL 1.0.2 ClientHello sigalgs DoS (CVE-2015-0291)
    Reclassified: RSA silently downgrades to EXPORT_RSA [Client] (CVE-2015-0204)

◆深刻度 – 中 (Severity: Moderate)
    Multiblock corrupted pointer (CVE-2015-0290)
    Segmentation fault in DTLSv1_listen (CVE-2015-0207)
    Segmentation fault in ASN1_TYPE_cmp (CVE-2015-0286)
    Segmentation fault for invalid PSS parameters (CVE-2015-0208)
    ASN.1 structure reuse memory corruption (CVE-2015-0287)
    PKCS7 NULL pointer dereferences (CVE-2015-0289)
    Base64 decode (CVE-2015-0292)
    DoS via reachable assert in SSLv2 servers (CVE-2015-0293)
    Empty CKE with client auth and DHE (CVE-2015-1787)

◆深刻度 – 低 (Severity: Low)
    Handshake with unseeded PRNG (CVE-2015-0285)
    Use After Free following d2i_ECPrivatekey error (CVE-2015-0209)
    X509_to_X509_REQ NULL pointer deref (CVE-2015-0288)

(参考サイト)
https://jvn.jp/vu/JVNVU95877131/

インソースマーケティングデザインが書いた他の記事

見積もり・ご依頼など、
お気軽にご相談ください

本サイトはユーザーエクスペリエンスの向上などを目的に、Cookieを使用しています。
右記のバナーで「同意する」をクリックする、または本サイトを利用することにより、
お客様は弊社のCookieポリシーに同意したことになります。

同意します