インソースマーケティングデザイン
2015.04.27 その他
たかが名刺、されど名刺 ~名刺一枚を疎かにしない~
代表の石川です。
今回は「名刺」を取り上げようと思います。
このブログをご覧いただいている方のほとんどは名刺を持たれていますよね。
多くの場合はビジネス目的で使われますが、学生や生徒が友達作りだったり、シルバー世代が趣味やサークル活動でだったり、ママ友だって、いろいろな立場の方々が名刺を持たれています。
仕事柄、いろいろな立場のいろいろな方に名刺をいただくのですが、1点だけ、どうしても首をひねってしまうことがあります。
それは、お一人から複数の名刺を渡される場合です。
その方にとっては、複数の立場で活動していることを相手に伝えたい、との想いで渡されるのでしょうが、相手にとっては、「あなたは何者ですか?」となってしまいます。
複数の立場で肩書きを持っている方が、複数の名刺を持っていること自体は悪いことでは無いと思いますが、相手にどの名刺を渡したら良いかを考え、「私はこういう者です。」と明確に伝えるべきではないでしょうか。
正直言って、初対面で複数の名刺を出して自己紹介される方は、ちょっと信用できないな、と感じてしまいます。
また、1枚の名刺でも、何を伝えたいのか不明な名刺もありますよね。
氏名はいいとして、兼任を含め複数の肩書き、在籍する事業所以外も含め複数の事業所アドレス、複数の電話番号、複数のメールアドレス・・・
これも「あなたは何者ですか?」となってしまいます。
「私はこういう者です。」と名刺を渡すのに、どういう者か伝わらない、なんてオチは止めたいですね。
最後に。
「じゃあお前の名刺はどうなのよ?」と思われるのはごもっともだと思います。
でも、これが結構、自画自賛しております。
表面に書かれている情報は、個人に依存するものだけに絞っています。
会社のロゴは入っていますが、社名もありません。
役職/職種、名前、アルファベット読み、メールアドレス、(モバイルフォン番号)
これだけです。この内容しか情報がありませんので、「私はこういう者です。」と明確に伝わります。
裏面は所属先の情報です。当然、私の場合はマリンロードという会社の情報になります。
会社のミッション、ホームページのURL、会社名、住所や電話等のアドレス情報、会社の取得資格。
この内容により、「弊社はこういう会社です。」と明確に伝わります。
いやぁ、かなりの自慢をしてしまいましたが、名刺は自分の顔、組織の顔として、非常に大切であるということは間違いないでしょう。
これを機会に、皆さんもいつもお使いの名刺をじっくり見つめてみてはいかがでしょうか?