こんにちは。エンジニアの高田です。
以前、CakePHP3.0の開発プレビュー版2がリリースされた際に、
「CakePHP3.0ってどんな感じ？」という記事でCakePHP3について紹介しました。
2015年3月にはCakePHP3.0が正式リリースされたようですし、そろそろCakePHP3に切り替えていこうかと思い、開発環境（Windows）を構築しました。

CakePHP3.x システム要件

・HTTPサーバー。例: Apache。mod_rewriteが推奨されますが、必須ではありません。
・PHP 5.4.16以上
・mbstring extension
・intl extension

サポートしているデータベース
・MySQL (5.1.10以上)
・PostgreSQL
・Microsoft SQL Server (2008以上)
・SQLite 3

※組み込みのドライバは全てPDOを必要とします

（参考）http://book.cakephp.org/3.0/en/installation.html

開発環境

上記を踏まえて、構築する開発環境は以下の通り。
・OS　　　　　　：Windows7（64bit）
・HTTPサーバー　：Apache 2.4.12
・開発言語　　　 ：PHP 5.4.43
・フレームワーク ：CakePHP 3.0.11
・データベース　 ：MariaDB 5.5.44
・開発環境(IDE)　：Eclipse 4.4

IDEのEclipseは既に入っているので、PHPのインスールからはじめます。

PHPのインストール

1.PHPのダウンロード

まぁPHPをダウンロードしようとしたら、まず本家サイトに行きますよね。
※Windowsの人はちょっと待ってくださいね。
▼http://php.net/downloads.php

でもPHP 5.4.43のWindows版をダウンロードしようとすると、Windows用のサイトへ飛ばされます。
※64bitの人はちょっと待ってくださいね。
▼http://windows.php.net/download

PHP 5.4.43には32bit用の「VC9 x86 Non Thread Safe」と「VC9 x86 Thread Safe」が用意されています。でも私の環境はWindows7 64bitなので、どうしましょう。

この画面の左に「ApacheはApache Loungeで提供されているApacheを使ってね」と書いてあります。そこで後ほどインストールするApacheを探していたら、ありました！
PHP5.4の64bit版が！どなたかがコンパイルしてくれたものでしょうか。
▼https://www.apachelounge.com/viewtopic.php?t=6359

64bitのスレットセーフ版だからコレ「php-5.4.43-Win32-VC9-x64.zip」

やっとダウンロードできました。

2.PHPのインストール

ダウンロードしたファイルを解凍し、任意の場所におきます。
よくあるのは「C:php」とかですか？

そして「php.ini-development」ファイルをコピーして「php.ini」を作ります。
さてここからは「php.ini」の設定です。

上記システム要件より「mbstring」「intl」「pdo」は必ず有効にして、
あとは必要に応じて。

PATHの設定をします。環境変数Pathに「C:php」を追記します。

コメンドプロンプトでバージョンを確認できればOKです。

今日はここまで。全然、CakePHPまでたどり着かなくてすません。。。
次回は、Apacheを入れましょうか。
以上です。ではまた。