インソースマーケティングデザイン
2015.09.11 デザイン
枯れた盆栽と花を咲かせるアプリ
こんにちはデザイナーの小島です。
この度、3年間育てた五葉松の盆栽を枯らせてしまいました。
原因はわかっています。
元気が無かったので季節外れだけど思い切って植え替えをしてしまった事とアスファルトの上に直置きしてしまった事。
そして何より根っこを半分露出させてしまうという斬新な植え方をしてしまった事です。
根っこを少し露出させる事で、根洗いといって雨などで地面が流れてしまった感じを演出させる事は盆栽では良く使われる手法ですが半分はやり過ぎました。。
でも松の不思議なパワーを期待して
とりあえず水やりなどは続けて復活してくれる事を切に祈っています。
そんなわけで今回はスマホアプリのAdobe Brush CCとAdobe Photoshop CCを使って
枯れ木に花を咲かせてみたいと思います。
Adobe Brush CC
スマホの写真からPhotoshopとかIllustratorで使えるブラシを作れるアプリです。
1.素材を探す
写真の一部からブラシを作るので
なるべく独立している素材が良いです。
木には水を上げるものなので
今回は松岡修造さんの日めくりカレンダーの
「07今日から君は噴水だ!」から「噴水」を拝借します。
2.写真を撮る
アプリを立ち上げるとカメラっぽいのが起動します。
いらない処をタップすると消えます。
下のバーをスライドさせるとシャープになるので良い感じにしたら
下の緑色の●をタップします。
3.切り抜き
切り抜き画面に変わるので
必要なところだけを選択して下の緑色の●チェックをタップします。
4.ブラシパターンの選択
いろんなパターンがありますが今回はPhotoshopの項目にある一番下のを選択しました。
5.Creative Cloudで同期
同期の設定がしてあればすぐにパソコンのPhotoshopにブラシが追加されます。
これでブラシの準備は完了です。
6.木を生やす
描いても良いですし、写真でも良いですけど
今回は良く使わせて頂いているシルエットデザインから木のシルエットを使用します。
いちおう木っぽい色にしてみました
7.塗ってみる
ブラシツールを選択し、ライブラリの噴水を選択して描きます。
直径も変更出来るのでサイズも良い感じに合わせてます。
8.いっぱい塗る
いっぱい塗ったら桜の木ができました。
レイヤーを分けておくと、後で遠近感とかも出せて良いかもしれません。
9.地面とか雲とかも噴水で描いて完成
噴水という文字だけでこんな感じになります。
今回のような文字以外にも手書きのイラストなど
いろんなものが簡単にブラシに出来るので
是非使ってみてください。