こんにちは。エンジニアの高田です。
CakePHP3.0の開発環境（Windows）を構築をしようということで、
前回はPHP編「CakePHP3のためのWindows環境構築（PHP編 ～Windows＋PHP5.4～）」の記事を書きました。
「CakePHP3.x システム要件」は前回の記事を参考にしてください。
今回はApacheのインストールをしていきます。前回よりバージョンがあがっていたので、こっそり変更しました。(明言)
開発環境は改めて載せておきますね。

開発環境

上記を踏まえて、構築する開発環境は以下の通り。
・OS　　　　　　：Windows7（64bit）
・HTTPサーバー　：Apache 2.4.16
・開発言語　　　 ：PHP 5.4.43
・フレームワーク ：CakePHP 3.0.11
・データベース　 ：MariaDB 5.5.44
・開発環境(IDE)　：Eclipse 4.4

※IDEのEclipseは既に入っているので省略します。

Apacheのインストール

1.Apacheのダウンロード

PHPと同様にApacheをダウンロードしようとしたら、まず本家サイトに行きますよね。
※Windowsの人はちょっと待ってくださいね。
▼http://httpd.apache.org/download.cgi

でもApache 2.4.16のWindows版をダウンロードしようとすると、Windows用のサイトへ飛ばされます。

2014年末にThe Apache HTTP Server ProjectはWindows用のバイナリの配布をしなくなったようです。今後はソースコードのみ提供すると書かれています。なので今後はソースコードを自分自身でコンパイルするか、コンパイルしたバイナリを独自に配布しているサードパーティのものを利用することになります。
今回は一番上にある「ApacheHaus」からダウンロードします。
▼http://www.apachehaus.com/cgi-bin/download.plx

前回インストールしたPHP 5.4.43は「VC9」だったので、Apacheも「VC9」を選択します。
そして私の環境は私の環境はWindows7 64bitなので「httpd-2.4.16-x64.zip」を選択します。
SSLも使用したいので、OpenSSLもちゃんと入っていることを確認します！

やっとダウンロードできました。

2.Apacheのインストール

ダウンロードしたファイルを解凍し、任意の場所におきます。
解凍したフォルダに「readme_first.html」というファイルが入っていて、その「Installation」のところを見ると、任意の場所の例として
「c:Apache24」と書いてあります。それじゃそこにおいてみましょう。

さてここからは各種設定ファイルを設定していきます。

「前回のシステム要件」より「mod_rewrite」は必ず有効にして、PHPとの連携も設定します。
あとは必要に応じて。

●「C:Apache24confhttpd.conf」設定

●「C:Apache24confextrahttpd-languages.conf」設定

●「C:Apache24confextrahttpd-default.conf」設定

最後にApacheをサービスへ登録します。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
（※コマンドプロンプト右クリックで「管理者として実行(A)」）

サービスにちゃんと登録できたかな？確認します。

ありましたね。
今日はここまで。相変わらず、CakePHPまでたどり着かなくてすません。。。
次回は、MariaDBを入れましょうか。(笑)
以上です。ではまた。