インソースマーケティングデザイン
2015.09.24 デザイン
見やすい資料の作り方〜デザインは「思いやり」〜
久しぶりに紙モノのデザインを担当させていただいており、息が詰まる思いです。
(Webと違って印刷されてしまったら取り返しがつかないからデス・・・)
こんにちは、デザイナーの馬淵です。
久しぶりすぎて、しばらく「・・・どうやるんだっけ・・・?」と画面も頭も真っ白でした。
せっかくなのでこれさえ守って作れば基本的に見やすくなるという項目をまとめておきます。
1, まず内容をよく理解する
自分で立てた企画のプレゼンだったり、自ら発信する情報の場合は問題ありません。
上司や先輩の指示のもと資料を準備しなければならない場合内容を熟知していないと
どうやったら分かりやすいのか、見やすいのか判断できません。
2, 内容を整理整頓する
内容を整理することで重要な部分やムダな部分が見えてきます。
重要な部分は大きく、ムダな部分は省いて理論的に整理します。
3, いよいよ資料を作る
レイアウトについて
・ヘッダーとフッターを共通化する。※複数ページ構成の場合
・サイズを揃える。
-文字サイズ、写真サイズ、イラストサイズ、図表サイズ 等
・上下左右の余白を揃える。
配色について
・色を揃える。
-背景色、文字色、強調文字色 等
書体について
・フォントを揃える。
表現について
・言葉遣いを揃える。
また、人は左上がら右または下に視線が進むので、流れを考慮してコンテンツを並べていくとスムーズに読み進められます。
仕事をしていると様々な書類を作成する場面に遭遇します。
企画書や、お見積もり書、お詫び状、紹介、指示書等々…
どんな書類も必ずそれを見る人がいます。
読む人のことを考えて作れば必然的に、
「ここはまとめた方がわかりやすいな」
「揃えた方が読みやすいな」
ということになります。
デザインすることは、センスでもテクニックでもなくて
「思いやり」だと思います。
それでは、本日も思いやりを忘れずお仕事に臨んでまいります。