2016.11.07 ディレクション
ホームページ制作の流れを分かりやすくまとめてみた Vol.1:サーバー / ドメイン編
こんにちは、デザイナーの小島です。
昨日の夜、ウォーキングデッドのシーズン7の一話目を観てモヤモヤしながら仕事をしています。あー
そこで、ホームページ制作の流れを、家の建て方になぞらえてわかりやすく説明したいと思います。
今回はホームページを作る時に最初に必要になるサーバーなどのインフラ周りです。
ホームページを作る時に必要になるのがサーバーやドメインなどです。
ですが、サーバーとかドメインとかインターネットの開設とかSSLとかいろいろごっちゃになってきてしまいがちです。
それぞれ分けてご説明します。
ドメイン:住所
土地だけなので住所の登録は出来ていませんからIPアドレスという緯度経度みたいな数字が土地を示す目印になります。
また、サーバーにも家のタイプと同じでそれぞれ種類があります。
たとえば…
レンタルサーバー
これはアパート、マンションの部屋です。
一つのサーバー(建物)に複数の他人が住んでいるので比較的安いです。
その反面、他の住人に問題があると、こっちにも被害が及びます。
たとえば他の住人が炎上して人がいっぱい押し寄せてきてしまったので、自分の家に来たい人が来れない…的な。
専用サーバー
一軒家です。
1つのサーバーを自分だけで使えるので、レンタルサーバーのように他人の影響を受ける事はありません。
その分、費用も高くなります。
上記のレンタルサーバー、専用サーバーの中にも広さなどに合わせていくつかの種類があります。
その他にもクラウドサーバーやVPSなどいろいろありますが家だとたとえ辛くなるので割愛します。
ドメイン
サーバーのところに書いた通り、住所です。
今の世の中Googleマップで緯度経度から検索する事もできますがやっぱり住所が無いとわかりづらいですよね。
お客様「マリンロードに伺いたいのですが」
マリン「弊社は36.557877, 139.905552です。」
それなのでドメインが必要になります。
ちなみにドメインには「.jp」「.co.jp」「.com」「.net」などいろいろありますが
これもそれぞれ意味がありますが、そこにも住所的な意味合いがあります。
.com
一番使われているドメインですが、実は商用という意味の「commercial」の略語です。
商用をあまり意識して使われてはいないので、個人の方でも使いやすいドメインです。
.jp
その名の通り、日本を表すドメインです。
日本のサイトですよ。って意味があるので海外のサイトでは使用できません。
同じように「.us」はアメリカなど、国や地域毎にあります。
最近では「.tokyo」など都道府県名のドメインが出来て話題になりました。
.co.jp
日本の企業を表すドメインです。
そのため、企業では無いと使用できないので、登録の際は登記簿が必要だったりもします。
※coはcompanyでは無くcommercialの略語だという事を今回初めて知ったのはここだけの話です。
SSL
SSLはセキュリティの事です。ALSOKみたいな。
セキュリティ対策は他にもいろいろありますが、つけるだけでいい感じになるのでSSLが一般的です。
ちなみにSSLは個人情報など、送信されたデータを途中で盗めないように文章を暗号化する仕組みです。
例えば友達から家に手紙が届いた時に、ポストから盗まれると個人情報がもろバレですが、秘密の暗号を決めておけば盗まれても何が書いてあるかわかりません。
若干ずれてますがそんな感じです。
インターネットの開設
インターネットの開設はホームページを作る側では無く、観る側の話なので、実際にはホームページ制作とは関係無いのですが、聞かれる事もあるので簡単に説明します。
インターネットとは家系の例えでいえば「交通機関」です。
ホームページに行くための車的な感じです。
最近は高速化が進んであまり気になりませんが、スマホだとWi-Fiと3Gではかなり違いますよね?
Wi-Fi:新幹線 / 3G:徒歩。そんな感じです。
ちなみにホームページに早くたどりつくためには観る側だけでなく、作る側にもやらなければいけない事がありますが、それはまたの機会に。
※うまく伝われば良いのですが。。
次回は実際の制作フローについて書きたいと思います。