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インソースマーケティングデザイン

2017.01.27 セールス

アナタは「S」ですか?それとも「S」ではない方ですか?

いつもスタッフブログを読んでいただき、ありがとうございます。
こん◯◯は、マリンロード営業の蓬田(ヨモギダ)です。

年が明け、もうすぐ1月も終わろうとしています。
皆さまは今年の目標、どんなものにしましたか?
auのTVCMで「やってみよう」がテーマになっていますね。
やってみたかった事、やった事ない事を「やってみよう」
とてもシンプルな言葉ですが、胸に響きました。
僕は単純な人間なので、あのCMに感銘しキャリアをauに変えようと思っています(笑)

さて、今回のお題はセキュリティーについて書いていこうと思います。
セキュリティーとは所謂、保安って事です。
「この建物はセキュリティーが凄い」「セキュリティーを保たれた通信環境だ」
なんて使い方をしますよね。
要するに、そこに携わる人や物の安全性を保つという事を表した言葉です。

インターネットの世界でもセキュリティーはとても重要な事です。
サイバー攻撃によって情報が盗まれた!なんて話、皆さんも一度はニュースなどで聞いた事ありますよね。
では、なぜその様な事が起きるのかをまずご説明します。

 
悪い人が居るからです。

 

 
・・・・・・。
いや、そうなんですけど(笑)
どういった仕組みでって事を説明しましょう。

実際に、泥棒さんが建物に侵入して物を盗む。
これは物理的な事なので容易に想像できますが、インターネットでどうやって?
と思われるかもしれません。
内容としては同じなんです。
それを、インターネットの回線上でおこなっているだけなんですね。
目に見えないものなので想像しづらいかもしれませんが、
インターネットに接続しているという事は、
どこかの回線を経由してどこかのサーバにアクセスし情報を取得しているという事ですよね。
その経由している回線やサーバなどのセキュリティーがしっかりしていないと、
ちょっと知識のある人なら簡単に入れるというわけです。

では、それをどうやって守っているか。
色んな方法がありますが、代表的な一つをご紹介します。
「SSL」って聞いた事ありませんか?
「Secure Sockets Layer」の頭文字を取った略語で、通信データの暗号化って意味なんです。

Google Chromeをお使いの方なら、最近なんか変わったなぁとお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
それが、コチラ。
保護された通信って表示されています。
スクリーンショット 2017-01-25 16.00.49
これは、弊社のお問合せフォームのURLです。

お問合せフォームって、個人情報を入力しますよね。
名前、電話番号、住所など。
お客様が送っていただく情報を保護された通信環境で送れますよって事を表しています。

このSSLの仕組みを簡単な図で説明します。
index-fig-08
暗号化したデータを共通の鍵を持ったもの同士が通信できるという仕組みなんです。
これを利用すれば、共通の鍵を持った者以外の人は暗号化されてしまっているので、
正確な情報を得る事ができません。

こんな感じで。
SSL_img

この仕組みはお問合せフォームだけに適応するものではありません。
例えば、ネットショッピングや予約サイトなど。
こちらはも個人情報をたくさん入力しますし、
ネット上で決済を行う場合にはクレジットカードの情報なども入力しますよね。
その情報が保護されていなかったらどうでしょう・・・。
想像しただけでゾッとしますね。

SSL化されているかどうかはアドレスバーを見れば直ぐに判断できます。
「S」がついているかいないかで判断できますので、
アドレスバーなんてあまり見ないとは思いますが、個人情報を入力する際には注意して見てみてください。
「S」がついていれば、SSL化されている通信環境なので安心してOKです♫
SSLのランクによってはアドレスバーが緑になるものもあったりします。

今回初めてSSLという言葉を聞いた方も、聞いた事はあったけどよく知らなかったという方も、
このブログをきっかけに意識していただければと思います。
制作を依頼した側は知識がなければそんな方法があることもわからないですよね。
でも、知らなければそのままでいいのでしょうか。
制作を依頼された側がこれを怠るのは論外です。
弊社の場合、予めお見積に含めさせていただきご説明差し上げる様にしております。

それでも、よく耳にする言葉が「費用を抑えたいから必要ない」といった言葉です。
それならば電話のみのお問合せに限定し、フォームは持たないでくださいとお伝えします。

これだけ世の中で漏洩だなんだと問題になっているご時世ですから、
最低限のセキュリティー対策はしないといけないですよね。
それが、制作側の責任でもありますし、企業としてHPを持つ事の責任だと思います。

今後は検索結果にも影響するとも言われています。
つまり、SSL化されているHPの方が上位にヒットする様になるかもしれないって事です。
とはいえ、検索結果はおいておいて
自社のページから何らかの情報を得たくてお問合せしてくださっているお客様の情報を
守らずにいるというのは如何なものかと思います。

仕事柄、色んな企業様のサイトを閲覧しますが、このSSL化されていないフォームが多すぎて驚きます。
極論、お問合せしようとした際にSSL化されていなければ問い合せはしない方が良いかもしれませんね。
その企業やお店は、お客様を大切にしていないって事ですから。

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