インソースマーケティングデザイン
2017.02.10 その他
肯定(ポジティブ)と否定(ネガティブ)
代表の石川です。
実は私、ミスターチルドレンの隠れファンです。
一昨年夏のスタジアムツアーでは新潟のデンカビックスワンスタジアムでコンサートを観てきました。そのツアーのメインで演奏されたアルバムが「REFLECTION」。
なかでも「Starting Over」は少年が思春期の戸惑いを打ち破る戦いの歌として心に残りました。
サビの冒頭「僕だけが行ける世界で・・・」と歌うのですが、当初は「僕しか行けない世界で・・・」という歌詞だったようです。
でも、「僕しか行けない」という言葉にネガティブさを感じ、悩んだ末に辿りついたポジティブな歌詞が「僕だけが行ける世界で」だったとのこと。
同じ意味合いの歌詞をちょっとした言い回しの変化で前向きにポジティブに変えたということですね。
さて、本題ですが、ビジネスの中でもわずかな言い回しの違いで印象が180度変わることがあります。
例えば「これ以上は出来ません」という言葉。
この言葉は印象として、「出来ない」「後ろ向き」「否定」「拒否」と繋がっていきます。
ではこう言ったらどうでしょう。
「ここまでなら出来ます」
この言葉の印象は、「出来る」「前向き」「肯定」「受諾」へと繋がっていきます。
「これ以上は出来ません」という言葉と「ここまでなら出来ます」という言葉。意味合いはほとんど同じですが、言っている本人や受け止める相手の感情は正反対になるんだと思っています。
●その予算では出来ません。
↓
〇その予算ではここまで出来ます。
●今日中に発注いただけないと納期に間に合いません。
↓
〇今日中に発注いただければ納期に間に合います。
●その機能は実現できません。
↓
〇その機能は別の方法で実現できます。
ポジティブな言葉は期待感が高まりますよね。やってくれそうだな、と。
そして言った側のマインドも前向きになっていくことでしょう。
お客さまと共にどうしたら出来るか、どうしたら実現するか、どうしたら解決できるか、どうしたら成功するか、常に考え行動していきたいと思います。
「Webで課題を解決します」
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