インソースマーケティングデザイン
2018.04.19 セールス
正しく着れていますか?
いつもスタッフブログを読んでいただき、ありがとうございます。
こん◯◯は、マリンロード営業の蓬田(ヨモギダ)です。
4月ももう半ば。
皆さまが住んでいらっしゃる地域ではまだ桜咲いていますか?
弊社マリンロードがある栃木県宇都宮市はもうすっかり葉桜になってしまいました。
新社会人の方は入社してから2週間ほど経った頃ですかね。
会社には慣れましたか?
上司は怖くないですか?
気の合う同僚は見つかりましたか?
これからが、大変だったり楽しかったりな事がたくさんあると思いますので
社会人1年めを満喫してください!
というわけで、今回のお題ですが「身だしなみ」について書きたいと思います。
街を歩いていたり、お客様のところに訪問した際、
この時期に気になるのが新入社員の方々の身だしなみ。
大概の方は濃紺やグレーなどのスーツを着ています。
そこまではいいんです。
ただ・・・
きちんと着こなせていない人が多い!
着こなすというのはオシャレじゃないとかそういう事ではありません。
きちんと着ることが出来ているかどうかという事です。
そこで、よく目にする間違った着方を例に出し、正しい着こなしをお伝えしたいと思います。
まず、一番多いジャケットのボタンです。
スーツの形で多いのが、「2つボタン」「3つボタン」ですね。
そのボタンですが、全部留めている人が多い!
2つボタンの場合は上のひとつだけ、3つボタンの場合は上から2番めのボタンを留めるのが正しい着こなしです。
ちなみに、椅子に座る際には全てのボタンを外すのが正しいマナーです。
決して失礼にはなりません。
次にジャケットについているポケットのフタです。
これが何の為についているかご存知の方は少ないのではないでしょうか。
特に新入社員の方だと知らない方がほとんどかもしれませんね。
まず、フタではなくフラップという名称です。
フラップはホコリなどからポケットの中の物を守る為につけられた物ですので、
「屋外ではフラップを出す」「屋内ではフラップをしまう」と覚えると良いです。
但し、フォーマルな席ではフラップをしまうのがマナーとされていますのでご注意を。
また、ポケットで余談ですがポケットに物を入れすぎてパンパンになっている人、居ませんか?
膨らんだポケットは見栄えも悪いし、型崩れに繋がりますのでやめましょう。
スーツのポケットに入れてOKな範囲は個人的に、
内ポケットに名刺入れ、サイドポケットにハンカチ程度です。
次にスーツの形についてです。
最近はオシャレ(普段使い用)なスーツもたくさん市場に出回っています。
ビジネス向けのスーツとそうではないスーツをきちんと理解して着こなしましょう。
ますは色です。
ビジネスに黒は基本的にNGです。
リクルートスーツでは黒もある様ですが、それはリクルート活動の時だけにしましょう。
基本的に黒は冠婚葬祭用とされていますので、
無地で真っ黒なスーツはビジネス向けではありません。
目立たないストライプやチェックなどのデザインされた黒であれば問題はありません。
次に、ジャケットの丈です。
ジャケットの丈はお尻が隠れる長さがビジネス向けとされています。
たまにちょっと屈んだらベルトが見えそうなくらい短いジャケットを着ている人を見かけますが、
短い丈のジャケットはビジネス向けではありませんのでNGです。
次はパンツですが、パンツは裾の長さで印象がだいぶ変わります。
裾は長すぎず、短すぎずが良いと思います。
長すぎずは靴を履いて姿勢良く立った時にたるみがなく、靴に触れない程度が理想です。
短すぎずは靴を履いて姿勢良く立った時に靴下が見えてしまうのは短すぎずです。
それから、パンツで大切なのはセンターラインです。
アイロンやクリーニングに出すなどして、センターラインは綺麗に保ちましょう。
さて、ここからは着こなしも含めたちょっとしたテクニックをご紹介します。
まず、シャツについてです。
最近では着ている人も多いボタンダウン。これ厳密にはビジネスではNGです。
でも先日ニュースを観ていたら国会議員の人でもボタンダウンにネクタイしてました。
時代ですかね〜。
ボタンダウンがOKなのは、ノーネクタイの場合です。
ボタンダウンは襟の作りからネクタイをしなくても綺麗に襟が立つのでノーネクタイの場合はお勧めです。
シャツのポケットについてですが、シャツのポケットは無い物を選んで着てください。
と、言いたいところですが最近のシャツはほとんどポケットがついてしまっていますよね。
あのポケットは本来無いものが正しいシャツの形とされています。
諸説ありますが、合理的な米国人が便利さ故にポケットをつけたとか、軍服が由来しているとか。
とにかく、ポケットは無い方がスマートでカッコ良いです。
ポケットがあるシャツの場合でも、ポケットに物を入れるのはやめましょう。
非常にダサいです。
次はベルトとか靴についてです。
新入社員の方々は無難に黒が良いとは思いますが、ちょっと慣れてきたら茶色も取り入れたいですよね。
そんな時は、ベルトと靴の色を合わせておけばOKです。
僕は更に、時計の革バンドの色を合わせたりもします。
ベルトはシンプルな革のベルトであればOKです。
ベルトの端が余り過ぎているのはカッコ悪いので、切るなどして調整しましょう。
靴についてですが、基本的にスーツの時は紐靴が正しいです。
紐がない靴でビジネス向けなのはベルトがついているタイプの物もありますが、
カジュアルな物と判別が難しいので、紐があるタイプが無難です。
最後ににネクタイです。
ネクタイの色、皆さんはどんな色を選んでいますか?
爽やかに見える青系だったり、明るく見える黄色系だったり、熱く見える赤系だったり。
今、新入社員の方が持っているネクタイは青系が多いのではないでしょうか。
そこで、次にネクタイを購入する際に参考にしていただきたいのが
「ネクタイの一部合わせテクニック」です。
どういう事かと言うと、ネクタイの柄の一部にシャツの色やスーツの色が入っていればおかしくならないって事です。
例えば、紺のスーツに水色のシャツ、これに黄色系のネクタイを合わせようとすると難しく感じる人も居るかもしれません。
そんな時はベースは黄色系でも水色のラインが入っているストライプの物などにすると良いと思います。
ネクタイ選びはスーツと同系色、もしくは反対色が基本ですが、一部合わせを活用すれば着こなしの幅も広がるのではないでしょうか。
新入社員の方は仕事や環境に慣れる事で精一杯かと思います。
そんな中で、毎朝出掛ける準備をする時にちょっとした事で気が楽になったり、
楽しみを見つけてもらえたら嬉しいと思います。