2018.06.22 システム
同一IPに対してVirtualHostを設定する際の注意点
システムエンジニアの大貫です。
レンタルサーバにIPが1つしなかいけど、複数のサイトを運用したい!という事はよくあると思います。
その場合、Apacheでは、「httpd.conf」などの設定ファイルに「NameVirtualHost」を設定し、「VirtualHost」ブロックをサイト分作成することで実現できると思います。
「NameVirtualHost」と記述するとホスト名で、バーチャルホストで使用するIPを設定することが出来るかと思いますが、
その際、「NameVirtualHost」と「VirtualHost」の記述に注意が必要で、引数(IPにするか*にするか)の設定は、同じ設定にしないといけないようです。
*とIP混在していた場合、ホスト名の解決が出来ず、IPで記載されている「VirtualHost」ブロックが優先になってしまうので、設定を行う際は注意して設定してみてください。
■誤った設定(抜粋)
NameVirtualHost *:80
NameVirtualHost 999.999.999.999:80
<VirtualHost 999.999.999.999:80>
ServerName www.xxxxxxxxxx.jp
■正しい設定(抜粋)1
NameVirtualHost *:80
<VirtualHost *:80>
ServerName www.xxxxxxxxxx.jp
■正しい設定(抜粋)2
NameVirtualHost 999.999.999.999:80
<VirtualHost 999.999.999.999:80>
ServerName www.xxxxxxxxxx.jp
<VirtualHost 999.999.999.999:80>
ServerName www.xxxxxxxxxx.jp
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