インソースマーケティングデザイン
2019.05.28 ディレクション
ディレクション:要件定義書
こんにちは。
デザイナーの加藤です。
最近はディレクション業務の時間が増えてまいりました。
今回は、タイトルの「要件定義書」について。
ざっくり言うと、
Web制作の目的・ゴールを定義したものになりますが、
サーバー・環境・機能・仕様などを細かく記載し、
お客様が見ても分かるようにします。
上記内容の詳細を「要件定義書」に落とし込むまで、
お客様へのヒアリングやご要望・提案の擦り合わせが重要となりますので
一度だけではなく、ヒアリング・提案を何度か実施しなければなりません。
例えば…Webサイトリニューアル制作の場合の流れとしては、
1.現状のWebサイトの構成を知る
■どんなコンテンツがあるのか?
まずは手書きでも良いので、現状のサイトマップを作成してみます。
2.現状のWebサイトに課題がないかどうか確認する
■レスポンシブ対応になっているか?
現在はスマートフォンからのインターネット利用者が増えています。
PCサイトはスマートフォンでは見づらく、また、モバイルファーストインデックスにより
検索順位に影響を受ける可能性があります。
■見やすさ、使いやすさはどうか?
・各ページのコンテンツの情報は見やすいか。
・見てもらいたいページへの導線はスムーズか。
・コンテンツの情報は分かりやすいか。
などなど…見て感じたことを箇条書きでどんどん挙げていきます。
3.課題を解決するための施策を策定する
2番で挙げた課題を解決するための、コンテンツ要件とシステム要件を整理し、
施策を策定します。ここで重要なのは『目的・ゴール』をしっかりと定めることです。
このような流れで要件定義書に落とし込んでいきますが、
お客様の課題解決に向けて、入念にヒアリングをし、
ベストなご提案が結果に繋がるよう努力してまいります。