2019.09.25 Webプロモーション
アクセス解析のスキルアップへの近道は、「知りたい」気持ちだった
Webコンサルタントの長澤です。
今回は私たちの仕事に欠かせないGoogleアナリティクスのスキルアップについて、話をしようと思います。
私がアクセス解析の業務に携わり始めて約8年くらいが経過しましたが、その間、どんな方法でスキルアップを図ってきたのかまとめてみました。
Googleアナリティクスの読み方が分かったら、こちらの記事からサイト改善に改善にチャレンジ↓↓↓
>>>Webサイト改善事例に基づき診断フローチャートで「7つのタイプ別」に改善の手順をご紹介
書籍で勉強する
何かを学ぼうと思った時に最初に思いつくのが書籍での勉強だと思います。
最近はWebに情報が上がっているので書籍は必要ないと思う方もいるかもしれませんが、体系的な知識を身に着けたい場合には、やはり書籍がお勧めです。
Webの情報はスピードが速いため、最新情報のキャッチアップには欠かせないので、並行して活用できるといいと思います。
ただし読むだけでは使える知識にはなりませんので、読み込むというよりはさらっと斜め読みして、最初はどんなことができるか頭に入れる程度で構いません。
資格を取得してみる
Webや書籍での自主学習の延長です。
資格取得という明確なゴールを設定することで、苦しいながらもやり切る力になります。
私のように自分に甘いタイプの人は、「資格を取る」と周囲に宣言して取り組むと後には引けないため効果的です。
Googleアナリティクスについては、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)というものがあり、費用も無料なので勉強したい人はぜひチャレンジしてみてください。
また、アクセス解析にはWebマーケティング関連の知識も不可欠のため、より深く学びたい人はウェブ解析士の資格取得もお勧めです。
※マリンロードではウェブ解析士の資格取得を推奨しており、半数以上が取得済みです。
上級ウェブ解析士以上については、実践レベルのGoogleアナリティクスの知識が求められるため、本気度高めの方は検討してもいいかもしれません。
ちなみに私も上級ウェブ解析士を取得していますが、通常の業務をこなしながら資格を取得するにはかなりの覚悟が必要です。
資格取得直後は、レポートを見ると身体が拒否反応を示す後遺症に一定期間、悩まされました。
最終的には「知りたい」が伸びる秘訣
私がアクセス解析関連の業務で最も勉強になったと感じるのは、常にクライアントからの「〇〇のデータは取れるの?」というご指摘です。
中にはどうやって取得したらいいか分からないようなものもありますが、脳みそに汗をかきながら納得いただけるレベルのデータを提示することで、着実にスキルが身についてきたと感じています。
勉強を進めていくとどうしても「取得できるデータをベース」に考えてしまいがちになります。
そこから一歩離れ、知りたい情報な何なのか?価値のあるデータはどんなものか?を考え、どうすれば可視化できるかを考えることがスキルアップへの一番の近道になると思います。
セミナーへ参加してみる
その他、様々なセミナーや交流会が開催されているので、そうした会に参加してみるのもいいと思います。
黙って話を聞くだけのセミナーよりも、アクセス解析を仕事にしている方々と交流できるようなセミナーがお勧めです。