インソースマーケティングデザイン
2019.11.06 その他
使えないのは誰のせい?続編
会長の石川です。前回の続編です。
前回のブログはこちら
https://insource-mkd.co.jp/staff-blog/23540.html
海外に2週間ほど行ってきました。写真をiPhoneでたくさん撮ってきました。ピンボケとか地面や空しか映ってない写真は削除しましたが、それでも合計700枚ほど写真を撮りました。フィルムだったらこんなにバチバチ気軽に撮れないでしょうから、デジタル写真はそういう意味では魅力的ですね。
そして、その700枚の中からこの2週間を代表するお気に入り写真を20数枚ピックアップして写真プリントしアルバムを作ろうと久しぶりにカメラ屋さんに行ってきました。
ちょうど東京に出張に出た日、時間が空いたので有楽町駅前の○○○○カメラに。写真プリントコーナーの店員さんに「写真プリントをお願いしたいんですが」というと、こちらでどうぞ、と端末に案内されました。私の場合、プリントしたい写真はすでに決まっており写真フォルダにはそれだけが入っています。iPhoneを渡せば写真プリントしてもらえると思ってました。その旨を伝えお願いすると、それは受けられない、お客様に操作してもらっているとのこと。
まあ、いいでしょう。一応やってやれないことはないので、すべて自分でやれというならやりましょう、と相成りました。
ここまでは前振りです。
私が座った端末のお隣では60代後半と思しきお母さまが端末を操作しています。端末には「お気軽にお声をかけてください!」と書かれています。お母様は、日付を入れたい、白枠を付けたい、大きくプリントしたい、などなど写真毎にいろいろなご要望をお持ちです。もちろん「お気軽にお声をかけてください!」とのことですから、店員さんを呼びます。店員さんは操作方法を教えます。別の要望で店員さんを呼びます。別の店員さんが操作方法を教えます。またまた店員さんを呼びます。さらに別の店員さんが操作方法を伝えます。
そうこうしていると店員さんたちは徐々にその場から遠ざかり、見て見ぬふり、聞こえないふりをするようになってきました。お母様も申し訳ないという感じになってきました。仕方なく自分でやってみますが、難しいようです。
さて、これ、操作ができないお母様が悪いんでしょうか?操作ができないような人はあきらめろということでしょうか?
せめてお母様の要望を一通り伺い、操作サポートすることはできないでしょうか?それをすることで、店員さんに時間や手間がかかってしまうどころか、反対に短時間でお客様のご要望は満たされ、店員さんの負担も減るのではないでしょうか。
人の振り見て我が振り直せ。
自分の常識は他人の非常識?。
そんなことを思いながら日々仕事をしていきたいと思います。マリンロードをよろしくお願いいたします。