インソースマーケティングデザイン
2019.11.07 デザイン
「説得力」のあるデザインを目指して!その②
みなさん、こんにちは!
最近、こたつに潜って昼寝をすることにハマっているデザイナーの小河原です。
あたたかくて爆睡(3時間弱)してしまい、全く眠れない夜を過ごしています。
さて、今回は前回のブログの続きを書こうと思います。
前回、説得力のあるデザインに大切なことは、「コンセプト」であるという記事を書きましたが、
今回はその「コンセプト」の決め方を書こうと思います。
Webサイトのデザインコンセプトを決定するにあたり、
まずはじめに行う重要なことはWebサイトを閲覧するターゲットを確定させることです。
男性なのか女性なのか。どの年齢層なのか。社会人なのか学生なのか。など
ターゲットを絞ることで、コンセプトとしてどんなものが適切なのかがより明確になりますし、
そのコンセプトに沿うデザインを行うことで、ユーザーに与える印象も変わってきます。
具体例として、以下のランディングページのコンセプト決めとデザインを行うとします。
■依頼内容
【保育園で「園児募集中!!」という内容のランディングページ】
■ページを見る・見てほしいターゲット
・小さいお子さんをお持ちのママさん or パパさん
・入園できる保育園を探しているママさん or パパさん
上記のご要望をクライアントからいただいた時、
ターゲットを知ることができれば、自然と「お母さん・お父さんに、この保育園の特徴やイメージを伝えられるデザイン」
のようなコンセプトが浮かび上がってくると思います。
こちらが、閲覧するターゲットを想定せずにコンセプトを考えるとなると、
「保育園だから、キャッチーでかわいい感じの….」
「園児募集中のページだから、華やかに目立つように…」
など、逆にたくさんのコンセプトが想定できてしまい、クライアントがページを依頼した本当の目的が、ズレてしまう可能性もあります。
コンセプトが決定すると、デザインにたくさん活かせる点が出てきます。
■フォントのデザインをあたたかみのあるかわいいフォントを使う。
■ページ全体のカラーを「安心感」と「やわらかい」印象を感じさせる色に。
■園児たちの写真を大きく使って、より入園後のイメージを想像してもらおう。
など、コンセプトに沿ったデザインにしていくことができます。
また、最初のコンセプト決めによって、同じ依頼内容でも、
たくさんのデザインパターンができてしまうということでもあります。
何事も初めが肝心とはこのことですね。。
以上、私が自問自答していたデザインに「説得力」を出すための方法を2回に渡ってお送りいたしました。
今後も、クライアントが達成したい目標・依頼した目的などしっかりヒヤリングし、
コンセプトを叶えられるデザインをしていこうと思います。
デザイナーの小河原でした。