インソースマーケティングデザイン
2021.02.24 セールス
貴社に合ったWeb制作会社を探すポイント
いつもマリンロードブログをご覧いただきありがとうございます。
セールスグループの大根田でございます。
最近、社会の流れもあってか「ホームページを作りたい」や「ECサイトを作りたい」などといったお問い合わせを頂くことが増えております。
それぞれの企業の御担当者様も「見積りを取って」「社内で比較して」「納期を確認して」と大変苦労されている事かと思います…
なので今回は表題の通り、制作会社側から考える「貴社に合ったWeb制作会社を探すポイント」を簡単にお伝えできればと思います。
目次
最初に「金額」ではなく、目的から相談してみる
お電話で必ずと言っていいほど最初に聞かれるのは「見積もりが欲しい」です。当然、サイト制作などのプロジェクトには予算があると思いますので、その中でやりくりする必要があると思います。
この場合、電話の目的が「金額」になってしまい、本来の「サイトを作る目的」を見失ってしまいます。結果として金額が安いという点だけで業者を決めてしまい、本来の目的を達成できず、または達成に非常に苦労するパターンとなる事があったりもします。
(※決して「安い=悪い」「高い=良い」という事ではございません。)
つまり、お電話でweb制作会社に相談する際は
(目的)ECサイトを作って収益を上げたい
(目的)採用サイトを作って中途採用を自社で進めたい
(手段)なので「ECサイト/採用サイトを作りたい」
(お金)予算は「○○○万円」なのですが…
(納期)○○までには運用したい/○○までには採用したい
(依頼)最適な方法の提案ください。
でいいのではないかと思います。
ここはプロに任せて最適な提案を受けましょう。皆様敏腕です。
マリンロードでは「本当にサイトを作る事が正しいことなのか」まで考えて皆様にご提案をします。採用で言えば「実際はハローワークで十分で、採用サイトではなくコーポレートサイトの方が良いのではないか?」とか、ECサイトで言えば「購入はショップ作るのではなく問い合わせのみにしたうえで、広告の出稿に予算を振ったほうが良いのではないか」など。
「サイト制作≠目的」という事もお忘れなく。ECサイトを作る事が目的ではなく、商品を売って売り上げを上げて収益を増やすことが目的なはずです。
最初の電話は「決める」ためでなく「集める」ことがポイント
制作業者を決める際は、複数社に連絡をすると思います。いわゆる相みつです。
比較検討をする事は大変重要ですので、是非行うべきなのですが、注意してほしいポイントはこの電話で全てを決めようとしない事です。決裁者と、制作会社に挟まれて、なかなかうまくいかず、皆様が疲弊してしまいます…
ここでは、片っ端から電話をして見積もりを取るようなことはせず、情報を収集してその制作会社がどのように考えているのか等をしっかり整理しましょう。「安くて速いのか」「時間が掛かるがしっかり提案してきそうなのか」「費用が高いが実績があり、結果にコミットできそうな会社なのか」などなど。
それぞれのメリット/デメリットを収集しましょう。
集めたら、それをまとめて社内で検討しましょう
上で集めた情報をまとめて、決裁権のあるかたや、プロジェクトメンバーに共有して検討します。
A社(製作費50万円・運用フォローなし)
安くて速いが、運用面のフォローは無いので、運用については全て自社で賄う必要がある。
B社(製作費100万円・サイト保守可:月5万円~)
費用も納期も中程。運用面のフォローについては、サイトのメンテナンスなど文言の修正や画像の差し替えに対応しているが、広告出稿やアクセス解析などのマーケティング部門はなく、その部分の運用は自社で行っていく必要がある。
C社(製作費200万円・サイト保守/Webコンサル;月15万円~)
3社の中では費用は高め。ランニングコストも必要。しかしながらWebプロモーション部門が制作とセットになっており、マーケティングの知見から広告出稿やアクセス解析などのサービスをを受けることが出来る。その為、収益向上(=目的の達成)に向けて、伴走する事が可能。
このような形で進めてみると、自分たちに必要なパートナーをしっかりと検討していく事が出来ます。是非参考にしてください。