インソースマーケティングデザイン
2021.03.04 Webプロモーション
ウェブサイトをつくることをゴールにしないで欲しい
どうも、プロモーション担当の大柄です。
急激な時代の変化に伴いウェブの重要性は増すばかりで、ありがたいことにお仕事をご依頼いただける機会も増えているのですが、急いでウェブに対応しなければいけないという意識が高まりすぎているせいか、目的を見失ってしまうことが増えているように感じる今日この頃です。
ウェブに関する不具合のニュースなども多いですよね。混乱している様子が分かります・・・。
自身の意識や目的を見直すきっかけになればと思い記事をまとめましたので、ご覧ください。
ウェブサイトを作って満足してしまうケースが多い
競合他社はコロナ禍ですぐにウェブに対応し、利益を上げている様子。
そんな中、焦ってECサイトを作ったり、ホームページのメンテナンスを行うケースが良く見られます。
素早く対応するのは良いことですが、結構危ないです。
ウェブサイトを作ったからといって人が集まるわけではないですし、ECサイトを作ったからといって売り上げが上がるわけではありません。
投資して制作したサイトがただの置物に・・・なんてケースも見られます。
ウェブサイトを作ることはゴールではなく、あくまでもスタートです。
成功している企業は何のためのサイトなのか明確に設定し、ゴールとなる目標をサイト公開ではなく、具体的な売り上げやアクセス数など別のところに設定しています。それらの目標数値を達成してやっとゴールです。
ウェブ担当の方はもちろんですが、特に稟議を通す際の最終権限者の方は判断基準を誤らないようにしてください。
判断基準が「ウェブサイトをつくるためのコスト」になっている方は危険です。
判断基準を「ウェブサイトを活用して成果を上げるためのコスト」にして一度考え直してみましょう。
サイト公開後まで視野が広がると思います。
あなたの仕事はサイトを完成させることではなく、成果を上げることですよね?
完成させるのは制作会社で、成果を上げるのがあなたの仕事だったはずです。
ウェブはあくまでもビジネスの効果を最大化する手段
何度も言いますが、ほとんどの場合、ウェブは目的ではなく手段になります。
ウェブはとても便利で素晴らしい手段です。
- ・家に引き込もってお買い物ができる。
- ・布団で寝転がって予約ができる。
- ・会場や会議室をおさえずにセミナーができる。
- ・画面越しにデモンストレーションを行いながら営業活動ができる
- ・対面せずに面接や採用活動ができる
そんな、ひと昔前では魔法のように思えたことが今は当たり前にできてしまいます。
これを使わない手はないのですが、どれもユーザーの負担が減るという意味の便利さであって、ユーザーが動くための動機や理由にはなりません。
ウェブだからお買い物するわけでも、ウェブだからセミナーに参加するわけでもないのです。
お買い物する上で、外出する負担を軽減したり、セミナー参加のコストを軽減したりできるだけで、お買い物やセミナー自体に魅力がない限りユーザーは動きません。
ですので、これをご覧になっている皆様には本業であるビジネスの魅力、本質的なコンテンツ力を更に磨いていただきたいと思っています。
本業に集中していただくために我々がいる
ウェブは本当に便利ですが、実際とても面倒で難しいです。スキルのない人が使うと全く機能しないという厄介者です。
私もウェブ業界に何年も携わっており、一応ウェブ解析士マスターという資格も持って一線で働いていますが、必死に知識を得て、必死にチャレンジして、ノウハウをためて、何年もかけてやっとのやっとで成果に繋げられるスキルが身についたという感じです。
特にウェブプロモーションは変化も素早く、時代によってユーザーの心の変化やトレンドなども大きく変わってくるので、それを見極められる人は本当に僅かです。
顧客の心を分析して、数値化して、自社のビジネスを成功に導くために正確な施策を選定し、実施まで行える人間を自社で育てようとした場合、何年もかかりますし、何年かけても育たない可能性も大きいです。
なので、我々のような専門の会社があります。
もはや兼任や片手間で運用できるようなサイトはただのパンフレットと同じで、本来のウェブという特性を生かしたツールではなくなっていると思います。
ウェブサイトの本来の力を引き出してあげてください。オフラインでは集められないくらいの大勢の人に魅力を伝え、心を動かすことができるはずです。
本来、ウェブを活用して何がしたかったのでしょうか。サイトを作ってどうなれば成功と言えるのでしょうか。
「綺麗なサイトができて嬉しい。」は成功では無いです。全く意味がないです。
目指していた場所をもう一度思い出しましょう。
まとめ
色々と書き連ねましたが、今回言いたかったのは、以下の2つです。
①ゴールを見直して再設定しましょう。
→ビジネスの本来の目的に合わせてウェブを活用し、どうなれば成功なのか。具体的な目標数値など見直してみてください。
②成果に繋がる施策をご提案しますのでご相談ください。
→最適な施策を選定するためには様々なスキルや知識、ノウハウが必要です。是非、弊社のようなウェブコンサルから制作まで対応可能な会社にご相談ください。
世の中的にウェブ対応に迫られ混乱が起きている状況だと思いますが、ニュースなど見る限り、対応を誤ったり不具合を出しユーザーからの信頼を損ねてしまう企業様も見られますので非常に心配しております。
餅は餅屋ということで、失敗する前にまずご相談いただければ幸いです。