インソースマーケティングデザイン
2021.03.25 その他
「分からなかったら聞きにきて」の罠
会長の石川です。
もう4月になります。
フレッシュな若者君たちの入社の季節ですね。あまりフレッシュではない方(笑)の転職や異動も多いのではないでしょうか。
マリンロードでは今年新卒新人の入社はありませんが、やはり4月はなんとなくソワソワワクワクします。
さて本題です。
季節柄、新卒に限らず新しい仕事、初めての作業を任されるメンバーも多いかと思います。そんな時、先輩社員はどのように指導教育をしていけばいいでしょう。
一通り作業内容を説明して、「じゃ、よろしく。分からなかったら聞きにきて。」で終わりにしてませんか?これで問題なくいくことも多いかと思いますが、このやり方はいくつかの罠が潜んでいると私は考えます。
【罠その1】通り一遍の説明を受けたメンバーですが、「分からないことがわからない」という状況に陥ったら、何を聞いたら良いかもわからない、ですね。
【罠その2】試行錯誤しながらやってみたら上手く出来てしまった、でも本当にこれでいいのか?不安だけど先輩も忙しいようだし上手くいったようだからOKとするか、と曖昧なままにしてしまう。
【罠その3】なんとなく偶然上手く出来てしまったけど、これで間違いない!このやり方で正しい!と思い込んでしまう。
どうでしょう。心当たり無いですか。
特に 【罠その3】は、間違いないとの思い込みが強ければ強いほど、致命的なミスやトラブルが発生する可能性があります。
このような状況は、皆さんが新しい仕事を受け持った時に多かれ少なかれ感じたことがあるのではないでしょうか?
解決策は一つではありません。業種や仕事、作業の内容によっていろいろな対策が考えられると思います。
ただし、教える側が、そして教えられる側もこのような罠が潜んでいるんだということを肝に銘じて仕事をしていくことが大切だと思います。
Webで課題を解決します。マリンロードをよろしくお願いします。