BLOGスタッフブログ

インソースマーケティングデザイン

2021.07.08 Webプロモーション

リスティング広告で費用を抑え成果に繋げる3つの方法とは?

今日はリスティング広告で費用を抑え成果を出すための3つのポイントを紹介したいと思います。

最近、クライアント様のご要望で、他の代理店の方が設定した広告アカウントにセカンドオピニオン的な形で入らせていただき、アカウントを調整させていただくこと等も増えてきているのですが、その際に私がまず見るポイントがあります。

それが以下の3点。
①ターゲット(キーワードやユーザー属性など)
②広告文
③ランディングページ

基本中の基本だと思いますが、意外と考慮されず出稿されていたり、無駄なコストに繋がるポイントになっていたりするので、この記事を読んで、まずは自己診断してもらえればと思います。

①ターゲット(キーワードやユーザー属性など)について

まずはこちらですが、セカンドオピニオン的な形で入らせていただく際に、綺麗に設定できているアカウントの方が珍しいくらい上手く設定できていないことが多いです。

具体例をあげると、女性向けの商品なのに男性が広告流入してしまっているとか、裁量をもった経営者に向けて出したい広告なのに10代の学生に広告表示してしまっているとか、ユーザーは今すぐ予約したいはずなのに営業時間外に広告が出てしまっているとか・・・。
例をあげるとキリがないのですが、何かしらの問題を孕んでいるケースが多いです。

きちんと自社サービスに合わせて、どんな人に知ってもらいたいのか、どんな検索をした時に見てもらいたいのか、その辺りを考え、設計することで初めて成果に繋がる広告が出せます。
是非自社アカウントで適切に設定できているかチェックしてみてください。

②広告文について

適当に設定した広告文をいつまでも使い続けてはいませんか?
ずっと1パターンの広告設定で出稿し続けて、効果改善が行われていないケースなどがあります。これではいつまで経っても効果は良くなりません。
また、大きな問題として、ユーザーのキーワードに合わせて広告文が考えられていないケースがあります。

例えば、ホームページ制作会社が問い合わせ獲得のために「ホームページ制作」というキーワードでリスティング広告をかける場合、
「ホームページ制作 費用」で検索する方と「ホームページ制作 無料」で検索する方は、キーワードは似ていますが、検索意図が大きく異なります。
前者は他社に依頼するために費用の相場や、予算内でどこまでできるかを知りたがっている検索語ですが、後者は自身で無料で制作するためのツール等検索している可能性が高いです。

なので広告を出す場合も、この2キーワードに対して同じ広告文を出すのではなく、前者であれば相場の比較やかかる費用の内訳など、後者は無料で制作する場合の注意点や利用ツール等広告文で明示することでアクセスを集めやすくなるわけです。

如何でしょうか?まとめて同一のキーワードに同じ広告文を出すような設定がされていませんでしょうか?

③ランディングページについて

最後はランディングページですが、①、②を踏まえて、ターゲットとなるユーザーが広告文を見て、期待をしながらサイトに入ってくるわけですが、そこで見せるコンテンツの内容は本当に最適なものになっているでしょうか?
ユーザーの検索意図や広告文が違えば、見せるべきコンテンツも変わるはずです。ひたすらトップページに集客しているような設定も見たことがありますが、最適化されているとは言いにくいです。
Google広告の管理画面だけではなく、GoogleAnalyticsと連携することで、広告から入ってきたユーザーの直帰率を見ることができますし、Googleタグマネージャーなど活用することでより細かな設定も簡単に行うことができるようになるので、広告から入ってきたユーザーがどう遷移したか、どこを見て何をクリックしているかなどもデータ収集できます。
ユーザーの直帰率が100%というようなことになっていませんか?アクセス解析を行いながら最適なランディングページを設定できるようにしましょう。

まとめ

以上、本当に基本中の基本だと思っていますが、世の中の広告アカウントを見渡してみると、全て適切に設定されているアカウントの方が珍しいように思います。
ウェブ広告、特にリスティング広告は上手く使えば効果に繋がる素晴らしい集客ツールですが、使い方が良くなかったり、あるいは担当の運用者が退職してなんとなく設定が残っている場合など、ただお金を垂れ流すだけの負の遺産になってしまっている可能性も高いので、改めてこの機会に見直しを図ってもらえればと思います。
この記事によって、どこかで誰かの課題が解決できれば幸いです。

もし、管理画面の見方が分からない。GoogleAnalyticsやGoogleタグマネージャーなど分からない?などお困りのことがあれば、是非ご相談ください。お手伝いさせていただきます。

お問い合わせはこちら

以上。リスティング広告で費用を抑え成果に繋げる3つの方法でした。

インソースマーケティングデザインが書いた他の記事

見積もり・ご依頼など、
お気軽にご相談ください

本サイトはユーザーエクスペリエンスの向上などを目的に、Cookieを使用しています。
右記のバナーで「同意する」をクリックする、または本サイトを利用することにより、
お客様は弊社のCookieポリシーに同意したことになります。

同意します