2021.08.05 その他
20人くらいの会社が1年間リモートワークを運用して感じたメリット・デメリット
2020年の春頃からリモートワークを本格的に導入し、1年以上が経過しました。
導入当初は感染予防対策が主目的でしたが、現在では業務生産性向上とか、従業員満足度の向上といった側面が強くなってきたいと感じています。
制度としてはすっかり定着しており、「これからフルリモートにする」とか、「やっぱりフル出勤に戻す」といったことはなく、コロナの状況に関わらずハイブリッドな運用をすることになると思います。
2021年8月から社名も変わり、心機一転するにあたって、月並みですがリモートワークのメリット・デメリットについて考えてみました。
>>株式会社インソースマーケティングデザインへの社名変更のお知らせ
メリット1:業務に集中できる
リモートワークの一番のメリットはコレだと思います。
ためてしまった細かなタスクを黙々と処理したり、提案資料や設計書を作成したりと、一人で完結する作業をするには非常に効率的です。
移動のストレスがなく作業時間が確保しやすいので、私は週に1-2日くらいリモートワークを取り入れるようにしています。
メリット2:打ち合わせなどの管理が意外としやすい
社内で業務をしていると、予定されていたMTGをうっかり忘れてしまいメンバーから呼び出しを受ける、なんて場面も。朝にスケジュールは確認しているのですが、メールをあと1件、電話をあと1本としているうちに忘れてしまいます(本当にたまにですよ)。
リモートワーク時には、次のMTGの5-10分前にはアラームを設定することにしているので、MTG漏れがなくなりました。ちなみに私はGoogle Homeを利用しています。
デメリット1:瞬間的なパワーが出しにくい
リモートワークで感じているデメリットで大きいのが、瞬間的なパワーが出しずらい点です。
急に発生した課題について、すぐにMTGして対策に当たるといった動きが必要な際に、どうしてもリアルで行う場合に比べて劣っていると感じてしまいます。ライブ感というか、緊張感というか、そうしたものが感じずらいのかもしれません。
デメリット2:新人教育が難しい
これは半分言い訳になってしまいますが、リモートワークで新人教育を行うのはとても難しいと感じています。そのため現状では、1-2か月は出社にて教育を行って、状況に合わせてリモートワークを取り入れるというスタイルをとっています。
結論
このように、リモートワークにはメリット・デメリットがあり正直使い方次第で、良くも悪くもなります。
アプローチとしては、すべてリモートワークで完結できるように体制ややり方を見直すという方法もあると思いますが、私たちは無理にリモートワークに合わせるのではなく、より効果的に業務を行うために、それぞれのいいところを取り入れて業務しようというスタイルで取り組んでいます。
ツールや技術が進化すれば、リモートワークが最も生産性が上がるので、フルリモートに!という機能性も否定はしませんが、やはり顔を合わせてコミュニケーションをすることで生まれる何かがあると信じたい今日この頃。10年後が楽しみでもあり、怖くもあります。
以上はあくまで20名程度のWeb会社の事例です。人数や業務内容が異なれば当然、求める成果も異なると思いますので、参考程度にご覧いただければ幸いです。