今回はタイトルの通り、GA4の探索レポートについての内容になります。

GA4の探索レポートとは

GA4で新たに追加されたレポート閲覧方法になります。
UAにあった「カスタムレポート」に代わる機能と捉えていただけるとイメージが付きやすいかと思います。

特徴はレポートの項目をひとつひとつ自分で決められる点です。
そのためページごとの細かなアクセス情報を見る際などに活用できそうな機能になります。

探索レポートで出来ること

前述の通り、最大の特徴はレポートの項目をひとつひとつ自分で決められる点です。
GTＭに設定したカスタムイベントをレポートで確認したい場合には高確率で使うことになるかと思います。
そのため、スクロール率をページごとに集計している場合や、ページ内のクリックを集計している場合は探索レポートを使うことになる、と認識しておくと良いかと思います。

カスタムイベントを設定する際の注意点

GTMでGA4用のカスタムイベントを設定した後、探索レポートの項目としてカスタムイベントの内容を利用したい場合、（厳密にいうと例外はありますが）イベント設定後に「カスタム定義」を行う必要があります。
GTM側で設定したパラメータをGA4側で改めて名前を付ける作業になります。

探索レポートで出来ないこと

現状レポートをxlsx形式などで出力することが出来ません。
常にオンラインでGA4側からのデータを引用する形でしか今は活用することが出来ません。

また、作成した探索レポートを他人に共有することもやりにくいのが現状です。
このあたりは機能の改善を期待したい部分になります。