2022.11.21 Webプロモーション
【GTMのタグ設定】Page URLとPage Pathは何が違うの?
今回はGTMタグの設定時の注意点についてです。
GTMでのタグ設定の際、パラメータなどにGTM用の組み込み変数を設定する場面があるかと思います。
その際に「Page URL」と「Page Path」で取れる値は何が違うのか、どう使い分けるべきなのかを説明します。
取得できる値の違いについて
Page URLでは、「https」~「パラメータ部分」までブラウザのURL欄の全体が取得されます。
Page Pathでは、「ドメイン以降の部分」~「パラメータ部分の直前」までが取得されます。
図解すると以下のようなイメージです。
以下ではその使い分けの例を説明いたします。
「Page URL」の活用例
・複数のドメインをまたいでタグを設置しているケース
・サイトがパラメータによってページの内容が変わる構成のケース
ドメインやパラメータが含まれるため、細かくアクセス集計が分類されることになります。
その場合、上記のケースなどの場合、Page URLの活用が効果的となります。
「Page Path」の活用例
・広告などによりページURLに不要なパラメータが入るケース
「大は小を兼ねる」という考え方で言えば「Page URL」で設定しておけば、とりあえずの集計は可能かもしれませんが、質の良い解析の点では不要なデータは極力取らない、という考え方も重要です。
意図的でないパラメータが付与されてしまう場合などは「Page Path」の活用も検討していくと良いでしょう。