取締役
Jun Nagasawa
2023.01.11 Webプロモーション
GA4でしきい値の適用を回避してデータを取得する方法
今回はGA4でしきい値が適用されてデータが信用できない場合に、しきい値の適用を回避する方法をご紹介します。
なぜしきい値が適用される?
しきい値は、データ収集にGoogleシグナルを使用しているプロパティで、データのユーザー数が少ない際に適用されます。
一部のデータが除外されてしまうので、データの正確性が低くなるため対策が必要です。
しきい値が適用されないユーザー数として、1日当たりのユーザー数が500人以上必要との情報もありますが、本当に適用されないかについては未確認です。
レポート用識別子を「デバイス別のみ」に設定
ではしきい値が適用されないためにはどうすればいいのか?しきい値はGoogleシグナルを使用することで発生しやすくなっているため、Googleシグナルの使用を停止すれば適用されずらくなります。
手順は以下の通りです。
・GA4の管理よりレポート用識別子を選択します。
・レポート用識別子から「すべて表示」を選択
・「デバイスベース」を選択
こちらで設定完了です。
設定ができたら、レポートタブよりしきい値が適用されていないことを確認してください。
レポート用識別子の設定はいつでも変更可能
変更した設定は、レポート用識別子からいつでも設定を変更することができます。取得するデータに影響もありませんので、必要に応じて切り替えて使用ください。UAのデータとの乖離の大きなアカウントについては、しきい値が適用されない状態でデータを取得してみるなど対策してみるといいかもしれません。