取締役
Jun Nagasawa
2023.01.27 Webプロモーション
GA4でテスト環境の除外をするときはトリガーに注意
GA4の設定についてはドキュメントも少ないため、試行錯誤しながら設定を行っている方も多いのではないかと思います。今回は当社でGA4設定する際に起こった問題について紹介したいと思います。
GA4の配信は初期化トリガーが推奨
GA4の推奨トリガーについてはアナリティクスのヘルプにも記載されていますので、GA4を設定する場合には「初期化トリガー」をご利用いただければと思います。
以下のブログで詳しい設定方法を紹介していますので、ぜひご連絡ください。
【GA4・公式推奨の設定方法】GTMでの設置時のトリガーは「初期化トリガー」が望ましい
https://insource-mkd.co.jp/staff-blog/10947/
テスト環境を除外しているのにアクセスが取れてしまう
GA4を初期化トリガーで配信後、いつも通りテスト環境の除外用のトリガーを作成し、GA4配信用のタグに設定しました。これで本番環境のデータのみ取得し、テスト環境のデータは入ってこないはず、、と思ったのですがアクセスを確認する限りテスト環境のアクセスが入ってきてしまっていました。
なぜ?ということで調査を実施。
テスト環境の除外設定にも初期化トリガーを使用しましょう
原因はテスト環境の除外について「初期化トリガー」ではなく、これまでの習慣で「ページビュー」を利用して設定していたことでした。「初期化トリガー」は「ページビュー」に比べて早いタイミングで発火するため、いくら「ページビュー」で除外しても「初期化トリガー」で設定されたタグの除外はできていなかったということのようです。
当たり前のようにも見えますが、気にせず設定していると「テスト環境が除外できていなかった!」といった事態に後から気づくことになるかもしれません。念のため、設定について見返してみてはいかがでしょうか。
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