2023.02.22 Webプロモーション
【GA4】UAにある自動作成機能は使うべき!?公式からのアナウンスを基に判断
先日IMDのブログでも紹介させていただいた、UAに追加されたGA4の自動作成機能についての記事となります。
参考:[UA→GA4] 自動作成された Google アナリティクス 4 プロパティについて
GA4の自動作成機能とは
今月に入り実装された機能で「2月28日までにOFFにしなければ」現在のUAの設定を引き継ぎ、GA4をGoogle側で自動作成する、という機能になります。
これかで聞くと便利機能のように見えますが、引き継ぎ内容としては以下の記載に留まり、何が反映されて何が反映されないか、いまいちハッキリしない、という実情です。
新しい Google アナリティクス 4 プロパティは、それに対応するユニバーサル アナリティクス プロパティに接続され、そのプロパティの機能と同等の基本機能(目標や Google 広告のリンクなど)も組み込まれます。
これにより既にGA4の移行を対応されている方については、自動移行を拒否する旨の「オプトアウト処理」を2月28日までに実行してもらうことをIMDでは推奨しております。
「オプトアウト処理」の方法については以下ブログでご案内しております。
該当する方はぜひご対応ください。
【UA→GA4】設定オフ必須!?自動作成されるGoogleアナリティクス4のプロパティについて
自動作成機能が役に立つケースとは
ではどんな方は自動作成機能を活用すべきなのでしょうか。
以下に記載いたします。
現在GA4への移行を全く行っておらず、移行の予定もない方
UAのアクセス取得は今年の6月末に停止いたします。こちらはほぼ確定の情報となります。
取得が止まれば以降のアクセスは確認できなくなります。
現状移行の目途が立っていない方は、この機能を利用しましょう。
たまにでもこれまでアクセスを見ているのであれば、この先もどこかのタイミングでアクセスを見たい状況が発生すると思います。
そのため、とりあえずGA4を設置しおかなければ!という場合はこの機能が役に立つと思います。
Google広告のデータをUAで確認している方
移行の内容を見ると、以下の記載があります。
Google 広告のリンクを UA から移行する
Google 広告で使われている UA コンバージョンを GA4 の同等の要素に置き換える
Google 広告で使われている UA オーディエンスと GA4 の同等の要素を組み合わせる
「同等」という表現がどこまでを含むのか、が不透明ではありますが、Google広告との紐づけは注力して移行してくれそうです。
移行をまだしていない方でGoogle広告を多用している場合は、せっかくなのでこの機能を利用しましょう。
当然ですが、現状UAに対してGoogle広告を紐づけていることが絶対条件です。ご注意ください。
上記以外の方は、GA4を何かしら移行など進められているかと考えます。
自動作成機能の利用は不要となる場合が多いと考えられるので、「オプトアウト処理」をしておきましょう。
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