2023.03.27 Webプロモーション
そのプロジェクトは大丈夫?ECサイトリニューアル時に注意すべき3大項目
今回はお持ちの自社ECサイトをリニューアルする話が持ち上がった際に、まずは意識すべき項目をお話しします。
前提として、リニューアル後のイメージが多少浮かんでおり、プロジェクトをスタートするタイミングで意識してほしい内容、という旨で記載いたします。
そのリニューアル案は実現できる?
まずはこれでしょう。
ECサイトは通常のコーポレートサイトなどとは異なり、制約が付きまといます。
「もっとこうしたい!」と思うものの、ECサイトの仕様上実現できない、となることも多々あります。
例えば、カートページや商品詳細ページ、一覧ページなどは商品データを引用する構造上、編集が難しいエリアが存在します。
プロジェクト後半になって、土台となるこだわり部分が実現できない、となることも少なくありません。
土台となるテンプレートの切り替えは必要ない?
ECサイトは制作を簡略化する意図で「テンプレート」という機能を用いているケースが多々あります。
テンプレートによってレスポンシブ対応や商品をカートに入れた際の挙動が変わることもあります。
デザインを組み込んだのちに「あ、そうだ!」と思い出したように出した要望が、テンプレートの切り替えを要するものだった場合、デザインをし直す必要が出てまいります。
そのため、プロジェクトスタート時の仕様策定が通常より重要なものになります。
リニューアル実施時には一時閉店が伴う可能性が高い
開店しているお店を土台から書き換えることとなるリニューアルを、開店したまま実施するのは様々なリスクがあります。
レイアウトが崩れて調整が必要となることはもちろん、商品データを一部書き換えなどする場合、閲覧しているユーザに不具合が発生することもないとは限りません。
例えば、商品を購入しようとカートページを進んでいて、いきなりページ崩れが発生したらどうでしょう?
これからお金を払うサイトなのに、そんな「不具合」を気にしないほうが無理があります。
購入をためらってしまったり、不安感を抱いた上での問い合わせの発生なども考えられます。
事前にアナウンスを行ったうえで2,3日の閉店期間を設け、しっかりとリニューアル作業を完了することを優先したほうが不要なトラブルを防げます。