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【PHP】可変変数について

今回はPHP7系での可変変数についてご紹介いたします。

可変変数を使用することで、無駄な変数の作成数を減らすことが可能になり、

大規模なプログラムの開発をする上でメモリの負荷の軽減等につなげることができます。

目次

1.一般的な変数の代入と出力

2.可変変数を用いた出力

3.まとめ

1.一般的な変数の代入と出力

$Bar = “a”;

 $Foo = “Bar”;

 $World = “Foo”;

 $Hello = “World”;

 $a = “Hello”;

 echo $Bar;                     //          “a” が出力される

 echo $Foo;                    //          “Bar” が出力される

 echo $World;                //          “Foo” が出力される

 echo $Hello;                  //          “World” が出力される

 echo $a;                         //          “Hello” が出力される

“$”マークの付いた左辺の変数に対し、文字列や数値等を右辺で

代入することで、該当の変数名で出力すると代入した値が出力されます。

2.可変変数を用いた出力

 $Bar = “a”;

 $Foo = “Bar”;

 $World = “Foo”;

 $Hello = “World”;

 $a = “Hello”;

 echo $a;                         //          “Hello” が出力される

 echo $$a;                      //          “World” が出力される

 echo $$$a;                    //          “Foo” が出力される

 echo $$$$a;                  //          “Bar” が出力される

 echo $$$$$a;                //          “a” が出力される

左辺の”$”マークを2つ付加することで、

該当の変数の中に格納されている値がアドレス値として扱われ、

そのアドレス値の中に格納されている値が出力されます。

また、”$”マークを増やしていくことにより、

“$”マークを増やした数と同じ分、変数に格納されている値が

アドレス値化し値が呼び出されます。

3.まとめ

上記の様に可変変数を使用することで、変数へ代入しなくても

値を呼び出し出力することができます。

 また、可変変数は値呼び出しで宣言されている為、

複数の処理の中での使いまわしも可能です。

以上となります。

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