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モダンエクセルを使ってみる

モダンエクセルってなにかしら。

前から存在は知っていて、使ったこともありましたが(2022年に私ブログに書いていました「ExcelのPowerQuery(パワークエリー)を使ってみる」)「モダンエクセル」という言葉を知りませんでした。
最近、親会社のインソースの社内勉強会に出てみたり、本を読んで少し使ってみているのでイントロダクション的なところから書いてみたいと思います。

Excelの機能で、PowerQuery(パワークエリー)とPowerPivot(パワーピボット)の機能を合わせて
「モダンエクセル」という呼び方をされているようです。

この「モダンエクセル」という呼び方に対して、Excelってこんなのだよね、と広く認識されているエクセルの事は「レガシーエクセル」と呼ぶようです(セルに文字を書いて、関数が使えて、VBAが使えて…)。

モダンエクセルでできることは、エクセルのいわゆる表計算のちょっと強力なものなのですが、パワークエリーやパワーピボットでExcelを使おうとすると、エクセルの表が「テーブル」化されます。

行(レコード)の単位で固定されます。
1セル毎にではなくて列毎に一気に編集していくようなイメージになります。
今まで通りのエクセルのように感覚で使うことができるはずの仕様ですが、
Acess(アクセス)というかデータベースの概念が分かっていないと、理解するのに苦しそうです。

パワーピボットの方はまだ私はちゃんと触っていないのですが、パワークエリーは作業を段階的に記録していくかたちで使うもののようです。間違ったら、ひとつ前の処理に戻るのが簡単です。

Microsoftの公式のページによると

パワークエリーで使われている言語は「M式言語」または「M言語」という名称です。
マクロを作るときのように、基本的にはメニューを選ぶだけで直接編集しなくてもいいようですが、
詳細エディターから直接プログラムを書くように編集することもできます。
M言語、パッと見た感じ、VBAともエクセルの関数ともちょっと違うけれど、似ているのでなんとなく読めそうです。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-query/power-query-what-is-power-query

レガシーエクセルと機能の呼び名が違うのです

落とし穴というか、たぶん最初に躓くのは、機能の呼び名が違うところだと思います。ただ列のコピーをしたいだけなのに、どこに機能があるか分からない!というような事がわりとあります。
「列の追加」→「重複する列」で列のコピーができます。

時代遅れ(レガシー)な私が当世風(モダン)になるには、まず言葉とどこに何があるかを覚えるところから。

※数年前にパワークエリーを使おうとしたときは、エクセルのバージョンが古かったせいで
設定から色々しないとメニューが出てこないような隠れたメニューでした。今はMicrosoft365を使っていますが最初からメニューがあります。パワークエリーの入り口は「データ」のタブ。
パワーピボットはまだ「ファイル」→「オプション」からちょこっと弄らないとメニューのタブが出てきません。「ファイル」の並びに「PowerPivot」のタブが出ていれば設定済です。

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