2024.09.20 Webプロモーション
GA4を使って改善すべきページを発見する方法
GA4を使ってアクセス解析を行うと、いろいろなデータを見ることができます。
今回は「どのページを改善するべきか」というポイントに絞って解析の仕方をご紹介いたします。
解析のポイントはどの経路からどのページへアクセスされているか
まずは、レポートタブ>集客>トラフィック獲得>セッションの参照元/メディア を表示します。
こちらのレポートで、どの経路からどのくらいのアクセスがあるかを可視化することができます。
エンゲージメント率やキーイベントと掛け合わせることで、どの程度、有効なアクセスであるかを計測することができます。
ただし、ここでは有効な流入経路が見えても、具体的にどうすればいいかまでは見えてきません。
効果の高い経路×ランディングページからユーザーの意図を探る
どのページを改善したらいいかを調べるには、流入経路とランディングページの掛け合わせでの分析がお勧めです。先ほど表示した参照元/メディアのレポートのセカンダリディメンションに、ランディングページを設定します。下の図では、さらにGoogleの自然検索に絞って表示しています。
Googleの自然検索経由で流入したページについて表示することで、どのページに検索で流入されているかを知ることができます。ここでもエンゲージメント率やキーイベントと掛け合わせて分析することで、アクセスの有効性を判断することができます。Google Search Consoleを使用することで、どんなキーワードで流入しているかまで分析することができます。
SEO対策か、コンテンツの質を改善する
上記のレポートを表示したら、次に分析を行い以下の条件に当てはまるページを調べます。
・アクセスが少ないが、キーイベントが発生している
⇒流入キーワードを分析し、より多くのアクセスが獲得できるようSEO対策を行う。
・アクセスが多く、キーイベントが少ない
⇒アクセスされているページが有効な場合、ページの品質を改善することでキーイベント率の向上が期待できます。
※アクセス数はあるがお問合せに繋がらないページもあるため、見極めが重要です。
参照元/メディアとランディングページの掛け合わせについては、サイト改善を行う上で、非常に使い勝手のいい分析手法になりますので是非、試してみてください。