インソースマーケティングデザイン
2008.11.17 セールス
情報漏洩について
マリンロードビジネスブレインの中村です。
先日、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が主催する情報セキュリティセミナーに参加して参りました。
内容はと言いますと、情報漏洩の現状と対策についてです。
今になっても防衛庁の機密文書が漏れたとか、クレジットカード会社の個人情報が流出した、会社の機密情報を紛失したなど情報漏洩は続いております。
私もクレジットカードの個人情報が流出していた事があり、カード会社からお詫びの文書とクオカード(500円)、そして新しいカードが郵送されて来ました。
まさか自分も被害者になるとは思いもしませんでした。
さて、情報漏洩の現状はどうかと言いますと、以下はIPAがまとめた昨年度(2007年)の内訳です。
■情報漏洩のタイプ
1位:紛失、盗難・・・32%
2位:Winny/Share等、P2Pソフト・・・26%
3位:誤送信・webからの誤公開・・・14%
4位:内部犯行・・・14%
5位:不正アクセス・・・12%
1位はやはり紛失や盗難でした。そして2位はP2Pソフトによるもの。3位がメールのご送信や
Web上での誤公開といった内容です。これらで全体の7割を占める格好でした。
調査結果から、大半は不注意等で情報漏洩していたことがこのデータから読み取れます。
そして意外だったのは不正アクセスによるものが12%と、思っていたより低かったことです。
但し、今後は不正アクセスの割合は年々増加する傾向かと勝手ながら予測しております。
以上、ご参考まで。